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『ザ・プレデター』ネタバレ感想 まさかの時代が逆戻り!?80年代へようこそ!

有名SFシリーズ『プレデター』の最新作『ザ・プレデター』が登場。

2010年代の作品とは思えない古臭さに溢れた作品です。

 

 

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作品紹介・あらすじ

人間狩りを楽しむ異星人プレデターと人類の攻防を描いた作品。これまで3作品制作されています。『ザ・プレデター』は8年ぶりとなるシリーズ第4作。

 

本作は1987年公開アーノルド・シュワルツェネッガー主演『プレデター』の続編。

米軍特殊部隊のマッケナが作戦途中に宇宙船の墜落に巻き込まれてしまう。

宇宙船から現れた異星人”プレデター”と交戦。命からがら生き延び彼らがやってきた証拠としてマスクとガントレットを持ち去り自宅へと送り届ける。

 

マッケラの息子ローリーは届けられたマスクとガントレットを起動させてしまい、もう一体のプレデターが地球へとやってきてしまう…。

 

監督は第一作でホーキンスを演じたシェーン・ブラック。

 

ようこそ80年代へ!

さて、本作は一癖も二癖もあるならず者たちがプレデターと戦うストーリー。

主人公マッケラはプレデターを目撃したものの目撃者不要とのお達しで精神異常者扱いを受けてしまう。

他にも戦地で派手にやらかしたりした連中ばかり。軍のバスで護送される最中にプレデターと遭遇。やっつけるために力を合わせて戦う王道ストーリーです。

 

ならず者が戦うのはプレデター第一作とは大きく異なる点です。前作プレデターズに似た設定と言えるでしょう。

 

第一作ではプレデターの姿が中々明らかにされずサスペンス的な要素が強めでしたが、本作は序盤からプレデターが登場。

緊迫感一切なしで突き進んでくれます。

 

なし崩しに護送中の男たちがプレデターと戦う!

そんな無茶苦茶な展開が繰り広げられる。

 

アクションも肉弾戦主体。スーパースーツも登場しなければ超人も登場しない。銃と己の肉体だけで立ち向かう!

 

無駄にサントラが勇ましいので雰囲気を抜群に盛り上げてくれます。

台詞も下品さ抜群。下ネタもバンバン飛び出します。

ゴア描写も徹底されており、これぞ狩りと言わんばかり。

 

そうなのです、全体的に超古臭いんですよね。

映像は最新のVFX満載で描かれているのに、物語の展開、キャラクターの言動などが80年代を彷彿とさせる古臭さ満載。

でもテンポは無駄に良いから飽きない。

 

シュワちゃんが出てきて活躍しても違和感がないほど古臭い。

 

本当に2018年の映画なの?と思ってしまうほど。

これほどまでに原点回帰するとは考えていませんでした。予想以上のご都合主義展開。

無駄に主人公が頑丈なのも80年代アクションというべきでしょうか。

 

あまりにも凄い。これほど振り切った作品は久々です。

 

最新の映像技術を使って80年代に回帰してる!

ハロウィンのシーンなんかも超古臭く見えるぞ!

 

なんなんだこれ?これぞプレデター!

 

最近の作品にありがちな無駄な説教臭さとか社会的メッセージは一切ない!

プレデターとおっさんたち&女性が戦う!それだけ!

 

無駄な要素一切なし!

スカッとみられるSFアクション!

 

80年代が帰ってきた!

 

文句があるとすれば80年代アクションに不可欠だった筋肉俳優が不在と言う点でしょうか。

やはりシュワちゃんのようなマッチョがプレデターと戦ってほしかった気もします。