【2019年版】夢中になる面白いSF映画のおすすめ30選!名作から最新作まで!
見るだけでワクワクしてしまうSF映画。
未来に行ったり、宇宙人と出会ったり。現実には起こりえない様々な夢を描いてくれます。
今回は
- とにかくSF作品が見たい
- どんな作品があるのか知りたい
- 夢や希望に満ちた世界を見たい
という方々に自信を持っておすすめするSF映画を30作品紹介していきます!
すぐに観たい人のために動画配信サービスで視聴可能な作品はリンクを掲載しているので是非利用してください。
2019年のオススメSF映画はこれだ!
銀河ヒッチハイク・ガイド
突飛な展開とドタバタな内容が魅力のイギリス産SFコメディ。
イギリス映画らしいシュールで不条理な笑いがちりばめられていて捧腹絶倒間違いなしです。
SFらしい魅力的な宇宙人やガジェットも数多く登場し視覚的にも非常に楽しく作られており、楽しませることに主眼を置いた娯楽作です。
イギリス映画でも本格的なSFがあるんだなと驚いた一作。
SFだからといって小難しい内容ではないので肩の力を抜いて鑑賞できますよ。
攻殻機動隊
日本を代表するSF映画。アニメ映画ですがかなり重厚な世界観を作り上げており、哲学的とも言うべき、少々難解な物語が展開されます。
1995年の作品ですが登場ガジェットも先駆的なものが多く、現代から見ても見劣りしません。
しかし、派手のアクションを期待すると少し拍子抜けするかもしれません・
説明セリフも少なく淡々と進んでいく作品ですが、重厚でハードな雰囲気に彩られているので圧倒されてしまいました。
日本SF映画の傑作と呼んでも過言ではない作品。哲学的要素が強めなのもSFらしさを高めていますね。
インセプション
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演。ダークナイトトリロジーのクリストファー・ノーラン監督作品。
人の夢に侵入する奇想天外な展開と、特殊な視覚効果が見所です。
人の夢が様々な階層で表現されており、集中していないと今はどの階層の夢なのかを見失うかもしれません。
アクションもあり娯楽性も高いのですが、集中していないと何が起きているか分からなくなってきます。物語に集中させるため、少々難解な作りになっているのです。
難解さを持ち”ハードSF”の風格を漂わせ、観客を試すかのような展開もあるずば抜けて完成度の高い作品です。
鑑賞後は誰かと議論したくなることでしょう。
傑作とはこの作品を指すのです。見るしかありません。
インターステラー
重厚で濃厚なハードSF。まるで小説を読んでいるかのような濃密な169分を味わわせてくれます。
人類を救うために宇宙へ旅立った男の物語ですが、家族愛と重厚すぎる設定が魅了してきます。
宇宙と地球との時間のズレなども描かれており、科学考証が完璧になされた作品です。
そして泣ける展開も盛り込まれている贅沢な作品。完璧と呼べるSF映画。
インセプションと共に見るとクリストファー・ノーラン監督は天才だと確信させられます。
第9地区
南アフリカを舞台に難民と化した宇宙人とそれを管理する地球人を描いた作品。
宇宙人を差別される側として描いており、南アのアパルトヘイト問題を皮肉った社会派な作品です。
低予算で製作されていますが下手な大作SF映画よりもテンポが良くて面白い。CGもリリアルに作りこまれているので物語の真実味を高めています。
宇宙人でアパルトヘイト(人種隔離政策)を風刺しており社会派な作品になっています。
アクションも盛りだくさんで単純なエンタメとしても楽しめますが、南アの歴史を知っているとかなり巧妙に作られていることが分かってくる高度な作品です。
深く考えさせられてしまいます。
オデッセイ
火星に取り残された一人の男の物語。
火星で生き延びるの様子をリアルに描いています。
火星と地球の違いが丁寧に説明され、その上で描かれる行動の数々。例えばイモを育ててるなどのシーンは非常にわかりやすい説明がされており、知的好奇心を刺激してくれます。
サバイバル要素が非常に強く逞しさと忍耐力に心を打たれることに間違いないでしょう。
アルマゲドン
エアロ・スミスの主題歌でも有名な作品。
地球に衝突することが確定している小惑星の破壊ミッションを請け負った男たちの勇気と愛を描いています。
小惑星の破壊を担うのはなんと石油を掘削する男たち。突然地球の命運を握ることになった男たちの戸惑いや葛藤も見どころです、
彼らが何を想いながら地球を救おうとするのか。個々の感情に胸を打たれること間違いなしです。
愛と勇気が詰まった感動作です。
トータル・リコール
筋肉俳優シュワルツェネッガーことシュワちゃん主演ながら濃密なSF要素にあふれており、エロティックさやグロテスクさも兼ね備えている少し過激な作品。
夢を追体験することで自分が何者であるかを知るという設定の面白さと、奇抜な造形をしたキャラクターたちが強烈な印象を植え付けてきます。
これぞSF!と言わんばかりの視覚的な面白さに溢れており、未だに色あせない作品です。
まさに夢を見ているかのような感覚に陥る不可思議さが魅力。
シュワちゃんらしいアクションシーンも盛り込まれており、娯楽性も非常に高く飽きない作品です。
プレデター
姿の見えない敵に翻弄されながらも戦いぬくシュワちゃんたちを描いています。
地球の武器で高度な技術をもつプレデターにどう対抗していくのか…。
シュワちゃん主演ながらも腕力でゴリ押し演出はほとんどありません。
謎の敵に戦闘で培った技術で立ち向かっていきます。時には原始的な罠や武器で挑むなど、知力を駆使した戦闘もあり非常に緊張感の高い作品になっています。
姿の見えない敵に翻弄される場面もありホラーのような恐ろしさもありシュワちゃんたちの恐怖心を追体験する演出が見事なんですよね。
プレデターは恐ろしいながらもどこか憎めない愛嬌のようなものを感じさせる点も魅力の一つです。
リアル・スティール
ロボット格闘技が盛んになった近未来を舞台とした作品。
父と子の交流と成長を描いており、熱く滾るシーンも多く自然と拳を強く握りしめてしまいます。
まるで本当の格闘技を見ているかのような臨場感があるので興奮で汗が出てきそうになる程。
父と子の交流というシンプルなテーマながら、親子とは何かという深い問いかけもあり、鑑賞後は家族との接し方が変わるかもしれません。そんな魅力に包まれた暖かい作品です。
パシフィック・リム
超シンプル、ド直球。巨大ロボと怪獣が戦う。ただそれなのにどうしてここまで興奮してしまうのか。
子どもの頃に想像したロボットと怪獣の戦いが実写で見られるとは…。大迫力を超えた迫力が全身をぶん殴ってきます。
ロボと怪獣の戦い以外には何もありません。ですが余分なものがないからこそ、大興奮しそしてなぜか泣いてしまう熱すぎる作品。
懐かしくて新しいんですよ。
これが見たかった、と感激のあまりに涙してしまうことでしょう。
クロニクル
ある日突然超能力を得てしまった少年たちを手持ちのビデオカメラで撮影したという設定で描いた作品です。
非常に淡々としていますが、
特筆したいのキャラクターの心情。少年たちの心の機微を丁寧に描いており、手持ちカメラの設定も相まって恐ろしさを感じさせるリアリズムを持っています。
ドキュメンタリーっぽく見える作品です。
あまりにも凄まじい心理描写はもはやホラーと言うしかありません。
インデペンデンス・デイ
宇宙人が侵略してくるというオーソドックスな作品。
本作はテンポが良く、演出も上手いので物語が軽快に進んでいき全く飽くことなく完走することが出来ます。
戦闘シーンもCGのみならずミニチュアなども使用しているのですがどこまでが実写なのかが分からないほどのリアルさがあり、物語の持つ真実味を強めています。
非常に娯楽性が高くコーラとポップコーンが似合う作品。
単純ながらも無駄がないからこそ面白いんですよ。
オール・ユー・ニード・イズ・キル
日本のライトノベルが原作。トム・クルーズが生と死のループに陥り、死ぬことができなくなり、死んでは復活して戦うことを余儀なくされてしまう…。
死と言う重くなりがちなテーマに生死のループを盛り込むことで、死を笑いに変えてしまうコミカルさが魅力。
死んでるのに笑ってしまう!?なんて戸惑いもあるかもしれませんが、テンポがとても良く飽きずに鑑賞することができます。
ゲームのように何度も死ぬことで敵との戦い方を学習し強くなっていく主人公の姿が楽しい!
脚本、テンポ、演出ともにずば抜けていて完成度が非常に高い作品です。
トゥモローワールド
18年間世界中で子どもが生まれなくなった世界を舞台に、秩序の崩壊と人間のエゴを描いた作品。
退廃的な映像の色使いがディストピアらしい世界観を際立たせており、汚れた匂いすら伝わってきそうなほどの説得力を持っています。
この作品は疲労感が襲ってくる執拗なまでの長回しが見所。劇中に落とし込まれたかのような感覚になるほど強烈な臨場感があり瞬きが出来ないほどです。
フィクションなのにドキュメントのようなリアリズムを生み出しているんですよね。
映画の世界に自分が存在しているかと思えるほどの臨場感があり、鑑賞後は肩で息をしてしまうことでしょう。
マトリックス
スタイリッシュな演出の数々が魅力の一本。
「この世界は仮想現実なのでは?」と考えたことのある人も多いはず。
そんな妄想をド直球に映像化しており、現実と仮想の対峙を描いています。
哲学的ながらもアクションも満載で中二病的な演出が快感になる爽快感もある超娯楽作です。
ウォシャウスキー兄弟のセンスが光る、現代SFの金字塔の一つです。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
マーベルコミック原作のスーパーヒーロー映画ですが、ヒーローが悪役を倒す勧善懲悪な物語ではありません。
チームのメンバーは全員社会からはみ出した者達ばかり。それが最終的にヒーローになっていくとい王道展開なのですが、脚本が非常に分かりやすくかつ練られているので全く飽きることなく鑑賞出来ます。
キャラクターが魅力たっぷりで鑑賞後は推しキャラが出来ること間違いなし。
ユーモアもあればアクションもある、贅沢な娯楽SF大作です。
ターミネーター2
SF映画と言えばこれは外せません。
ストーリー、演出、CGともにずば抜けていて1991年の作品とは思えないほど高い品質を誇っています。
アクションシーンがふんだんに盛り込まれ娯楽性も非常に高いのですが、未来への希望と言うメッセージも含まれており単純なSFアクションの域に留まりません。
ロボットと人は通じ合うことが出来るのか?現代では王道且つ普遍性を得たテーマですが、この作品は90年代に盛り込んでいるのですからかなり先駆的です。
あるかもしれない未来を描き、コンピューターやロボットとの向き合い方を考えさせられる作品です。
傑作と呼んで差し支えのないSF映画。これぞ完璧な作品です。
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時をかける少女
筒井康隆原作の和製青春SF映画。俳優陣の初々しい演技と独特の映像手法、尾道でのロケが巧みに絡み合い幻想的な雰囲気を醸し出しています。
原田知世の演技は初々しいというよりも少しぎこちなさを感じますが、それが逆にどこにでもいるような少女になっていて親近感がとんでもなく湧いてくるのです。
時間を遡るという古典的なSFですが、他のどこにもない幻想的かつ和やかでどこか切なさがあり、感情を緩やかに刺激してくる繊細な作品です。
メッセージ
宇宙人とのファーストコンタクトを描いた王道設定の作品ですが、とてつもなく静謐としており見る者を試すかのような哲学的な物語が展開されます。
映像も神秘的に作られており神話的な印象すら与えてくれます。
アクションなどの娯楽性はほとんどなく、侵略物で期待しがちな宇宙人との戦闘シーンなどは皆無です。
しかし、タイトル通りメッセージ性が強大で人類が今後何をすべきなのかを伝えようとしてくるのです。
とても知的な雰囲気で彩られており静謐ながらも壮大且つ荘厳な作品になっています。
これを見ると人生や世界の見方、考え方が変わるかもしれません。
AKIRA
日本のアニメーションを語る上では欠かせない作品。
緻密な作画と五臓六腑を刺激する音楽が魅力。
トラウマを植え付けかねない過激な描写も存在し、それが超能力の危うさを演出しています。
過激な描写も含め、全てのシーンが幻想的で動く絵画のような強烈な印象を残してくれます。
見ると確実に記憶に焼き付き離れなくなる作品です。歴史的一作。
ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー
スターウォーズEP4に繋がる作品です。
デス・スターの設計図を入手せよ。名もなき英雄たちの物語。
往来のシリーズ同様にキャラクターが非常に愛らしいのですが、物語の展開は前半が少し緩く人によっては退屈に感じるかもしれません。
しかし、後半の展開が凄すぎる。手汗が止まらなくなるバトルシーンと、結末が分かっているはずなのに読むことが出来ない展開が息をすることすらも忘れさせてくれるほどの高揚を与えてくれます。
前半の緩さは後半への助走なのです。この映画はラストに全てが詰まっています。本当に凄まじいラストは瞬きが出来ないほど。圧倒されっぱなしの後半。とにかく凄い
フィフス・エレメント
物語はまるで子どもが考えたような要素で彩られています。所々に羞恥を感じてしまう場面もあり、誰もが一度は考えたことのあるような展開が連続してきます。
しかし、その開き直ったかのような子どもっぽさが娯楽性を存分に高めていてかなり楽しい作品に仕上がっています。
王道を貫くからこそ面白くなることを証明した素晴らしい作品です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
エヴァ新劇場版二作目ですが、物語のテンポが軽快でアクションシーンも多く娯楽性が高い内容になっています。
キャラクターの魅力がさらに掘り下げられていて、ストーリーそっちのけでキャラを愛でるだけでも楽しめてしまいます。
アクションシーンもアニメでしか描けない豪快さで彩られており、唖然とすることでしょう。
ゼロ・グラビティ
ミッション途中にスペースデブリが衝突する事故にあい宇宙空間でのサバイバルを余儀なくされる、今までありそうでなかった作品。
宇宙から如何にして生還するかと言うシンプル物語ですが、時折一人称になる映像が自分まで宇宙空間に投げ出されたような感覚に陥れてくれます。
あまりにも高すぎる映像技術のおかげで「宇宙こわい」になりましたね…。
最初から全速力で突っ走るので全身が緊張でこわばってしまい、鑑賞後はとんでもない疲労感が襲ってくる作品です。
E.T.
少年と宇宙真の交流を描いた作品。
E.T.のビジュアルに初見時は驚愕するかもしれません。ですが、鑑賞していくうちにどうしようもなく愛おしくなり、そして彼の行動に涙させられます。
言葉が通じなくても心は通じる。見た目が違っても友達になれるという強いメッセージが込められた作品。
これを見るとどんな人とも接することが出来るようになるかもしれません。
教育的かつ感動も笑いもある贅沢な作品です。是非家族でご覧になってください。
猿の惑星
猿が人類を支配する逆転世界。そこで待ち受ける数々の受難。
ありえない状況に落とし込まれた人類が奮闘する姿を描いており、俳優陣が鬼気迫る詮議を見せてくるので切迫感が強く伝わってきます。
物語の軸となる猿の行動はまさに人間そのもの。人間を下等と扱う逆転世界を描くことで人類の傲慢さを描いています。
これは人間の行いに対するアンチテーゼの意味を持つ高度な作品。
身震いするほどの恐ろしさがあり、我々人類はこうも不遜なのかと改めて考えさせられる恐ろしい作品です。
ウォーリー
700年間地球でゴミを処理し続けるロボット『ウォーリー』が主人公。ロボットが恋をするというシンプルなラブストーリー。
セリフがほとんどなくサイレント映画のような静寂さがあります。
セリフがなくても演技で観客を楽しませることを追求しているので、見るだけで凄くほっこりとして楽しい気持ちにさせてくれます。
台詞が少ないからといって察せよということはなく、伝えたいことは演技や演出でしっかりと伝えてくるので、映画に無駄なセリフは必要ないと言うことを示した現代においては挑戦的ともいえる作品です。
アバター
強大な軍事力で先住民の住処を奪う。現実の人類に対する皮肉を描いた作品。
三時間近くに及ぶ作品ですが、芸術のように美しい風景と魅惑的な原生動植物がひっきりなしに飛び出してくるので画面から目をそらすことが全くできません。
物語もメッセージ性が強烈で科学とは、軍事力とは何かと真剣に問いかけてきます。
娯楽性は非常に高いのですが、人類が持つ底知れぬ闇にスポットを当てています。全く持って凄まじい作品。傑作とはこのことです。
マイノリティ・リポート
一体何が真実なのか。先の読めない展開と寒さを感じさせる色彩が主人公ジョンの孤独な逃避行を彩ります。
先駆的なガジェット描写に都市風景、まさにSFのだいご味ともいうべき要素で満ちており、物語はミステリー・サスペンスの要素も強く緊迫感を存分に味わうことが出来ます。
気持ちが良いほどに伏線が回収されるので、鑑賞後は爽快感を味わうことが出来ます。
まとめ
SF映画は本当にワクワクします!
今回はSFならこれは外せない作品を紹介しました。
宇宙の神秘や未来への希望を抱かせてくれるSF映画って本当に素晴らしいですよね。
皆さんもSF映画を観て未知の世界へ旅立ってみましょう。きっといい旅があなたを待っているはずですよ。