『MEG ザ・モンスター』ネタバレ感想 サメ!でかい!でかい!
近年異様に増え続けるサメ映画。シャークネードシリーズがカルト的な人気を誇っています。
そんな中で久々のビッグバジェットサメ映画『MEG ザ・モンスター』が登場。
主演はワイルドスピードシリーズなどでおなじみのジェイソン・ステイサム!
ステイサムVSサメ!一体どんな作品になっていたのでしょうか!?
作品紹介・あらすじ
1997年に出版された小説『Meg: A Novel of Deep Terror』が原作。
深海で生き残っていた太古の巨大ザメメガロドンが海洋研究所の深海調査艇を襲う。
その後、浅瀬まで浮上してしまい大パニックが発生する。ジョナス(ジェイソン・ステイサム)は海洋研究所職員を協力しサメを倒そうとする…。
主演はジェイソン・ステイサム。中国との共同制作でありトランスフォーマー/ロストエイジや実写版バイオハザードシリーズのリー・ビンビンが共演。日本人のマシ・オカも出演。
難しいことは一切なしのサメ祭り!
シャークネードのようにぶっ飛んでいません。正統派なサメ映画です。
かつてジョーズと言う傑作サメ映画がありましたが、それと比べると本作はホラーチックな演出は控えめでアクションなどの派手な場面を重視しています。
なので難しいことは一切ありません。単純な”人間VSサメ”を楽しむことが出来ます。
物語は潜水レスキューの専門家ジョナスが海底で操縦不能となった原子力潜水艦乗員の救助に当たるところから始まります。
潜水艦は謎の生物によって攻撃を受けてしまいジョナスは苦渋の決断で犠牲が生まれるのは承知で潜水艦からの離脱を決意。
5年後、中国の沖合にある海洋研究所で深海の調査をしていた潜水艦が消息を絶ってしまう。彼らを救出できるのは専門家のジョナスだけ…。しかし、ジョナスは5年前の行動を非難されていた…。
しかし、研究所はジョナスに救助を依頼。ジョナスは海底で太古の巨大サメ『メガロドン』を目撃する。
メガロドンの存在が判明してから物語は非常にシンプルです。
貴重な研究資源として捕えるべきか、それとも殺すべきか…。
そんな議論も一瞬で終わり、気づけば殺す方向で話がまとまっている潔さ。
ただメガロドンが25メートルクラスの超ド級な大きさ。でかいは正義。こんなのとどう戦うんだ…。
そんな絶望感も味わわせてくれます。
物語の足を引っ張る存在もほぼおらず、テンポもサクサクとしているので非常にストレスフリーで鑑賞できます。
ステイサムがインタビューでポップコーンが似合う作品と言っていましたがまさにその通り。
「想像の中のサメが一番怖い」「真剣に捉えすぎないでくれ!」 J・ステイサム、『MEG』を語る|Real Sound|リアルサウンド 映画部
楽しんだもの勝ちな作品です。
小難しい事、説教じみたこと一切なし。
ひたすらでかいサメと戦うだけ。それだけなのに中々ハラハラさせてくれるのも良い。
スリルと興奮の塩梅が絶妙で、観客をひたすらに楽しませようとする気概を感じました。
見慣れたはずのサメ映画なのに結構新鮮な空気を感じます。
観に行くときはポップコーンとコーラを買ってからみると楽しさが倍増することでしょう。
とにかくサメがでかい!怪獣映画みたいに暴れてくれます!
でかい!でかすぎる!これどうすんの!?とドキドキが止まりません!
かっこいいぜステイサム!
メガロドンがでかくて怖い!こんなのどうするんだ!と思っていましたが、ステイサムがやってくれます。
本当にステイサムがサメと戦う。最終的には肉弾戦で戦い始める。なんだこれ。
とんでもなく荒唐無稽なアクションシーンが飛び出してくるのに、勢いと演技力のせいかなぜかリアルだなと納得させられてしまう。
そんな狂ったものを見せてくれるのがステイサム。
サメと戦い皆を守る。超能力とかは一切ないのにステイサムがカッコイイ!
危機が訪れると勇敢に立ち向かう。そんなシンプルで真っ直ぐな人間だからこそかっこよく見えるんですよね。
本当に難しいことがないんですよこの作品には。
危機が起きたら立ち向かう、サメがでかい怖い、それ以外は何もない。
まさにシンプルイズベストを体現した作品と言えます。
中国の力が強い
本作は中国との共同製作でアメリカよりも中国でヒットしているようです。
舞台も中国でヒロインも中国人。チャイナマネーの強さを感じさせます。
最近は中国が絡むハリウッド映画も多く、中国の力強さを感じさせます。
中国無しでは映画は作ることが難しい時代になってきたのでしょうか。
一応日本人のマシ・オカも登場しています。勇敢な行動を見せるので日本人にも敬意を払っているのかなという印象は受けますね。
まとめ
シンプルなサメ映画です。難しいことを考える必要はありません。
とにかく楽しみましょう。
ハゲVSサメのド級決戦を見逃すな!