【芸術の域】神のように画力の高い(絵が上手い)漫画家20選!
漫画大国日本には様々な漫画が存在しています。
世界的に知られた漫画も多く、まさに多様性の宝庫。
そんな漫画の中で特に画力の高い(絵が上手い)漫画家を紹介していきます!
- 上手い絵が見たい!
- 知らない漫画家に出会たい!
- 漫画の知識を広めたい!
こんな人にオススメの記事です!
最後まで読めばまだ知らない漫画家に出会えます!
漫画の世界が広がりますよ!
- 画力の高い漫画を今すぐに読むなら「Renta!」
- 大友克洋
- 岸本斉史
- 井上雄彦
- 森薫
- 荒川拡
- 荒木飛呂彦
- 浅野いにお
- 天野こずえ
- 鳥山明
- 板垣恵介
- 山口貴由
- 大暮維人
- 小畑健
- 浦沢直樹
- 三浦建太郎
- Boichi
- 原哲夫
- 村田雄介
- 中田春彌
- 坂本眞一
画力の高い漫画を今すぐに読むなら「Renta!」
CMでも話題の漫画配信サイト「Renta!」は様々な漫画が読めるサイトでここで紹介する多くの作家作品をすぐに読めます!
- すぐに読める!
- CM放送中
- 無料サンプルで立ち読み可能!
Renta!なら無料サンプルを配信しているので、単行本冒頭数ページを無料で立ち読みできます。
ネットにさえ接続していればいつでもどこでも漫画をレンタル可能!
電車内、旅行先で漫画が読めちゃいます!
これから紹介するすべての作家が読めるわけではありませんが一度利用してみてください。
大友克洋
緻密な描きこみと大胆な構図は実写以上のインパクトがあり、手塚治虫から受け継がれた日本漫画の文法を完全に破壊したと評されています。
大友克洋の出現で日本の漫画表現は大きく飛躍したとも言われています。
彼無くして現代日本漫画を語ることが出来ないほどでしょう。
破壊描写、風景描写がリアリスティックで写真を見ているのかと錯覚するほどです。
緻密すぎて酔いみたいな感覚に襲われるほど。これが30年以上前に存在したのは驚愕しかありません。
次元が違う漫画家です。
大友克洋の絵は未だに現役です。時代性に囚われないとんでもない漫画家。
岸本斉史
キャラクターを描くのが上手すぎる。
どのキャラも作中での生を感じるほどに生き生きとしています。バトル描写の躍動感も相まって物語の説得力を極限まで高めています。
大ゴマや見開きのインパクトは壮絶でそこだけ切り取って飾りたいと思うほど。
書き込み量も凄いが躍動感ももっとすごい。そんな相反する要素を平然と盛り込んでしまう天才。やはり天才か…。
これほど魅力あるキャラを描ける漫画家は中々いないと思う。
漫画は物語と同時にキャラも大事と理解させられてしまう漫画家です。
読めば海外で人気が高い理由も頷けます。
井上雄彦
アジア圏で高い人気を誇る『スラムダンク』の作者。
動きのある絵も魅力的ながら、どっしりと構えた静かな人物画が凄まじい。
時折見せる水墨画のようなタッチには声を失うほど。これが本当に漫画家なのか?と驚くしかないのです。
ジャンプ出身漫画家ながらも他の追随を許さない芸術家路線をひた走る驚異の漫画家。
日本漫画の多様性を示すクリエイターのひとりです。
森薫
森薫先生最大の魅力は緻密な描きこみです。
キャラクターの衣装に異様なまでのこだわりを見せています。
本物の民族衣装のように模様や装飾品までしっかりと描き込み、モノクロの漫画なのに鮮やかな色彩を感じさせます。
その圧倒的な描きこみはキャラクターの存在をリアリティあるものへと昇華させています。
緻密こそが作品を鮮やかにしキャラクターに命を授ける。そんな情熱を絵から感じます。
こだわり抜かれた衣装や背景だけでも十分に楽しめてしまう漫画家です。
荒川拡
男性はムキっと、女性はムチっと。健康的な肉体描写が魅力の漫画家。
バトルシーンの描き込みと躍動感は少年漫画随一だと思います。
キャラの描きわけもしっかりとできており、どのキャラも豊かな表情を見せてくれるので読んでいて飽きません。
日常の一コマにすら躍動感を感じさせ、まさにキャラが生きていると痛いほどに感じさせられます。キャラの息づかいを感じられるほどなんですよね。
作品に真実味と生命力を与える力強い絵を魅せてくれます。
この世界のキャラクターは生きているんだと確信をもって読ませてくれます。
最終回が名残惜しくなってしまうほどに…。
荒木飛呂彦
初期から画風が大きく変わった作家の代表例、
初期は劇画的だった作風も、今では西洋美術を感じさせる独特なタッチへと変貌。
印象派のようなタッチで描かれるジョジョシリーズは漫画というよりも芸術を感じさせます。
個展などで披露されるイラストの数々をみると「荒木先生は芸術家なのだな」と強く思わされました。
荒木先生の絵を再現できる人はいないんじゃないのかと…。
それほど独特なタッチなのにしっかりと動きを感じさせるのが凄すぎです。
日本で印象派タッチを駆使しながら確かなる”漫画”を平然と描けてしまうまさに”奇妙”な漫画家です。
浅野いにお
キャラクターの繊細な感情の機微を表現できる繊細な漫画家。
一つの感情をキャラによって見事に描きわける様は圧巻。
カラーも非常に美しく、漫画というよりもアートを思わせます。
やっぱり感情表現が凄い…。胸を抉るような真実味に迫る描写が多くて、読むと複雑な感情になります。
時には本を閉じたくなるほど…。演出力がものすごい作家です。
物語だけではなく絵で読者を追い込む作家は中々いませんよ...。
天野こずえ
非常に美麗なカラーが印象を残す漫画家。
ARIA、あまんちゅ!と水と関連づいた作品を手掛けており、青の表現がとても素晴らしい。
モノクロでも水の青々とした香りすら伝わってくるほど、柔らかな作画が楽しめます。
とても美しく静謐とした作画。しかし、時には情を感じさせる激しさを見せてくるのもインパクトがあり、それが途方もないアートになっています。
心を落ち着かせてくれる奇跡の漫画家。読むと清らかになれます。
鳥山明
鳥山先生が描く作品は非常にシンプルな作画が特徴。
無駄が一切なく、コマがすっきりとしていてとても見やすくスラスラと読めてしまいます。
すっきりしているからといって淡泊で魅力が無いわけではなく、キャラは生命力あふれたアニメーションのような滑らかな動きを描く力強い作画を見せてくれます。
人物は非常にシンプルですがメカ描写は逆に緻密です。
緻密なメカとシンプルなキャラという相反しそうな要素が見事にマッチしており、作品を無国籍な独特な世界観へといざなっています。
いつ読んでも古臭さを感じさせないんですよね。
読むとなぜドラゴンボールが世界的なコンテンツになれたのかは鳥山先生の作画が証明してくれます。
板垣恵介
異様なまでのテカった筋肉。人間離れした身体描写。独特な目鼻立ち。
ぶっちゃけ遠近感だとかそういった絵としての正しい表現は無視している漫画家様。
それ故に「この人上手いの?」って感じる人も多いはず。
私も最初は独特の画風に嫌悪感を抱いた。読んでみるととんでもない躍動感に満ちていて夢中にさせられたのです。
コマとコマの間にある動きが容易に補完でき、静止画なのに動いているような錯覚を覚えます。
そしてキャラの描き分けがしっかりと出来ているのもポイントが高い。
キャラが戦いで得た傷なども週刊連載なのにしっかりと忘れずに描きこむのも凄い。
こだわりの強さで殴る漫画家です。
山口貴由
板垣恵介のように独特の画風が魅力。
男性キャラが中性的に見えるので好みが分かれる点かも。
しかし、鬼気迫るような絵の数々は読んでいくにつれて寒気を催すほどです。
なんかすごい…、と漫画から圧力を感じるほどの異様な画風が恐怖感を生むんですよね。
内臓が出る、四肢切断ありとバイオレンス描写も盛りだくさんな漫画家。
バイオレンス描写も独特な魅せ方をしてくるので死闘の説得力を増しています。
こりゃマジで痛そうって思わせる。
全ての作品に美学と信念を感じさせる。拘りぬく漫画家なのです。
大暮維人
非常に美しい女性キャラを描くことに定評のある漫画家。
男性、女性共にスラリとしたスタイルの良いキャラを描いてくれるので、目の保養になります。
人物だけでなく背景も丁寧に描きこんでおり、奥行きの表現もしっかりとしているので読むだけで作品世界に吸い込まれそうになるほどの力量を持っています。
線は柔らかで繊細なのですがスピード感があるんですよ。
女性キャラは透明感もあり美人画のような楽しみ方も出来てしまいます。
画集が欲しくなる作家の一人です。
小畑健
キャラクターの丁寧な書き分け、背景にや小道具に至るまで緻密なほどに描きこむ…。
シーンによって陰影もしっかりと描くので、キャラの心理まで丁寧に伝えてくる異常な作画が魅力です。
ヒカルの碁では日本漫画らしいデフォルメをしつつも時折日本画のように秀麗で繊細なタッチをみせ、デスノートでは作品の緊張感を高めるために写実的な画風にするなど、神経質なまでに作風へのこだわりを見せてきます。
もはやカメレオン。作品ごとに人が変わっているのではと思うほどタッチが変わる。
そして全てが上手い。素晴らしい作画の数々には敬服してしまうほどです。
浦沢直樹
人物描写がとことんうまい。
多種多様なキャラクターを巧みに描き分け、アジア人と西洋人の描き分けまで出来てしまう凄腕を持っています。
感情表現が素晴らしく、単純な感情表現でさえ読者の胸を穿つような繊細な機微を見せてくるので、読んでいて本当に楽しくなる漫画家です。
ストーリー構成には色々と突っ込みたくなるところはありますが、絵の美味さは天下一。
人物を描かせたらこの人の右に出る人は中々いないのでは?
三浦建太郎
荒々しい作風が魅力で、ハードな世界観の説得力を更に力強いものへと高めています。
気が狂うほどの描きこみ量、暴力的ともいえる勢いある戦闘描写などどのコマも目が離せないほどの力量を見せてくれます。
長期休載することでも有名ですが、ベルセルクを読むと「この画力を維持するには一定の充電期間が必要なんだろうな」と思えるほどの描きこみ具合を見せてくれます。
カラーイラストは宗教画のような芸術性を見せてくれるので、モノクロとは違った印象で楽しませてくれます。
日本のハードファンタジーを代表する漫画家。匂いまで伝わってきそうな作画は必見です。
Boichi
韓国出身で日本の漫画界で活躍するグローバルなクリエイター。
作風は少しクセがありますが、キャラの造形は絶品です。
緻密に描き込まれた筋肉の筋や血管。一本一本数えられそうな髪の毛…。
漫画というよりも彫刻のような立体感あるキャラがとてつもない色気を放ってきます。
韓国の漫画家も途方もない技量をもっていると驚嘆させられます。
日本の作家もうかうかしてられませんね…。
原哲夫
ザ・劇画。
劇画を極めた男。際立つ陰影、キャラの凛々しい表情…。圧倒的な圧力を感じます。
漢(おとこ)の漫画を描く達人。男の匂いが伝わってきそうな作画。
いつの間にか男臭さの波に呑み込まれてしまうことでしょう…。
絵に押しつぶされそうになるほどです。
劇画ジャンルはこの人なくては語れないでしょう。読むと漢が磨かれ高まるような気がします。そんな熱気をペンに込めている偉大な作家なんですよ。
達人中の達人。男が惚れる驚異の作画を見せてくれます。
村田雄介
漫画をアートにしてしまう漫画家。
これほど絵が上手い漫画家は中々いないのではないでしょうか。
アメコミ業界でもその名を轟かせているほどの手腕を持っています。
パース、人物描写...描かれる全てが完璧。
これほど緻密で躍動感のある作画が出来るのに、かつては週刊少年ジャンプで連載していたのですから驚きです…。
現代の日本漫画を代表する作家の一人だと思います。
この人無くして現代日本漫画を語ることが出来ないほどだと考えています。
それほど絵が上手い。個展があるなら是非足を運びたいです。
中田春彌
台詞は横書き、漫画は左綴じと他の作家と一線を画する制作法を取る。
その独特の制作法と日本離れした画風は最初読んだときにバンドデシネを想起させたほど。
あまりにも緻密な書き込みはフィレンツェ派絵画のような印象がある。
正直バトル描写などは少し見づらいと感じることはあるものに、静かな場面はあまりにも上手すぎる。
日本人でこんな絵を描ける人がいるのかと驚嘆させられる。
一度でいいから読んでほしい。衝撃と衝撃が襲い掛かること間違いなし。
唯一無二の才能を持っていると思わせる型破りな漫画家。
坂本眞一
初めてみたときは「漫画なのか?」と驚きました。
人物の描写がとてつもなく写実的かつ官能的で近世の西洋美術のような印象がありました。
近世フランスを舞台にした「イノサン」の作画はあまりにも耽美。
耽美な作画が近世フランスを幻想的な世界へと押し上げているのです。
どの描写も写実的。ハードな描写もなぜか美しく見えてくる倒錯感。
何もかもが美しく、そこはかとなくフェティシュさを感じます。
こんな漫画家が日本にいるのか!?と終始驚愕されたほど、惚れそうになる人物描写が魅力です。
まさに芸術。漫画を超えた漫画を描いた天才です。