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【第26話更新】アニメ『バキ』全話感想まとめ 今度は最強死刑囚編

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(c)板垣恵介(週刊少年チャンピオン)/バキ製作委員会


2001年のアニメ『グラップラー刃牙』から17年。遂に第二部『バキ』がアニメ化されました。あの最強死刑囚編が映像で見ることが出来るのです!

スリリングさとハードなゴア描写が魅力の最強死刑囚編がどのように描かれるのか追いかけていきます。

 

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『バキ』とはどんなお話?

 『バキ』は刃牙シリーズの第二部になります。第一部『グラップラー刃牙』で格闘技の実力者が集う地下闘技場最大トーナメントで主人公範馬刃牙が優勝した直後の物語が描かれます。

 

アメリカ、ロシア、イギリス、日本からとんでもない能力を持った5人の死刑囚が日本の東京へと向かってくる…。最恐の存在と対峙するのは刃牙ら5人の地下闘技場戦士だった…。

地上波ではTOKYO MXやテレビ愛知などで放送中。

 

Netflixでは地上波より一週間早く最新話が配信されています。。

www.netflix.com

 

アニメ『刃牙』全話あらすじと感想

第1話 シンクロニシティ

最大トーナメントでチャンピオンとなった刃牙の元に地下闘技場支配人徳川光成がやってくる。徳川は刃牙に「世界中からどえらい連中(=死刑囚)が東京にやってくる」と告げる…。

 

第一話は死刑囚5人の紹介といった内容です。原作のような緊迫感を見事に再現していました。声優の演技が死刑囚の恐ろしさを際立たせていましたね。

ゴア描写も容赦なく再現しており、脳が飛び出る場面もしっかりと再現。妥協を許さない姿勢が見えたのが非常に良かった。

作画も原作に忠実なのでこれはかなり期待が持てそうです。

 

第2話 黒格闘技

遂に東京へ上陸した死刑囚たち。スペックは刃牙と対峙し警察に拘束される。しかし、留置所をマイホームのように使用しその凶悪っぷりを見せつける。ドイルはキックボクサーロブ・ロビンソンを殺害。柳は渋川剛気と対峙。ドリアンは神心会本部へと現れ烈海王と愚地克己と遭遇する。

 

遂に東京へと上陸した死刑囚たち。持ち前の凶悪性を存分に発揮してくれました。バイオレンス描写も第一話に引き続き健在しておりスペックの異常性が光る回になっています。

ただ克己VS烈の試合がCGで描かれていたのが少し不安です。今後も戦闘パートはCGで行くのでしょうか…?手描きで見してほしいという気持ちがあります。

 

第3話 来た!来た!!来た!!!

刃牙は学校で体力測定を受け散々な結果を出してしまう。シコルスキーが遂に東京へ上陸し、死刑囚たちが地下闘技場で邂逅する。そこに刃牙、独歩、烈、渋川、花山の五人も現れる…。

 

今回は刃牙の体力測定が盛り込まれギャグテイスト濃い回になっていました。ドリアンと神心会の道場情破りもしっかりと描かれていてドリアンの異常さが中々に恐ろしく描かれていました。

遂に地下闘技場戦士と死刑囚が邂逅。物語が動き始めていますが作画がどこか不安定に感じます。

このままクオリティを維持できるのか少し心配です。

 

第4話 死闘開始!!

死刑囚と地下闘技場戦士が邂逅。遂に死闘が開始される。猪狩はシコルスキーに復讐するため襲撃をかけるも返り討ちにされてしまう。独歩はドリアンと早速一線を交え右手を切断される。刃牙は梢江とデートをする。しかし、スペックは刃牙を狙っていたのだった…。

 

いよいよ死闘開始。原作にあった独歩の右手切断もしっかりと描かれており、バイオレンス描写も妥協無し。死刑囚たちの野蛮な戦闘っぷりが惜しみなく披露されていて大満足です。

ただ全体的に止め絵が多い印象を受けました。今後繰り広げられる死闘はしっかりと動いてくれるのでしょうか。期待します。

第5話 まだやるかい

刃牙と梢江は夜の公園を歩いていた。二人がキスした瞬間を好機とみたスペックは刃牙に襲い掛かろうとする。しかし、花山薫がそれを阻む。花山とスペックはそのまま死闘を繰り広げ始める。

 

シリーズ屈指のベストバウトとして語られる花山VSスペック戦が遂に開始。

前回までの作画の不安定さはどこへいったのやら。今回はとてつもない気合が入っていました。

原作の要素をそのままアニメ化しておりスペックと花山の強大さが惜しみなく描かれており、まさに死闘というしかない出来栄えです。

 

第6話 片平巡査の報告書

花山はスペックを警察署へと連行する。花山が帰宅しようとした時、スペックが花山を再び襲撃。その一部始終を片平巡査が見ていた。

 

遂に花山VSスペックが決着。しかし、作画が動かない。5話は動きに動いていたのに今回は止め絵が多くダイナミックさに欠けました。

片平巡査を演じるキャイ~ン天野の演技は上手いのですが、あまりにも動かなくてがっかり。

シリーズ屈指のベストバウトがこうだと今後が心配になります…。

 

第7話 最強タッグ

刃牙の学校にドイルが襲撃。彼から逃れ安堵したのも束の間、またしても校内で柳が襲い掛かる。

武器を使用した柳にたじろぐ刃牙。そこに渋川が現れ最強タッグが結成される。

 

先週と異なり今回は良く動いていました。CGの使い方もうまく感じられ、躍動感のある回に。

柳の空道が登場し、酸素濃度6%以下の説明も。バキらしい誇大な解説がしっかりと盛り込まれて満足。毎週このクオリティでやってほしいですね。

 

第8話 試合と本番

地下闘技場戦士がバキと渋川が柳に負けたことに関し徳川邸で会合を始める。その会合にドリアンが乱入。しかし克己と加藤清澄の乱入により邸宅から脱出を余儀なくされる。
加藤はドリアンを追い隠れ家で勝負を挑むが…。

 

遂に加藤が登場。克己の師匠というとんでもないポジションです。実戦を極めた男がドリアンに挑むもドリアンは君では無理だと言い放ちました。

スペック編が終わってもなお緊迫感が増していますね。30分があっという間でおもしろいです!ただ今回もあまり動いていないのが気になりますが…。

 

第9話 神心会激震!!

加藤とドリアンが激突し加藤が優勢となる。しかし、それはドリアンの罠であり加藤は敗北してしまう。神心会は加藤の仇を討つためドリアンを遊園地へと招待する。

 

衝撃の連続だった加藤VSドリアンもきっちりと再現。バイオレンス描写も多く原作再現へ果敢に挑んでおり好印象です。ただCG戦闘が多いのが少し気になる点ですね。

ドリアン演じる銀河万丈の歌が上手く、不気味さを高めていて素晴らしかったです。

 

第10話 空中決戦

神心会関係者経営の遊園地へと招かれたドリアン。ひと時の楽しい時間を過ごしていたがそこに末堂が立ちふさがる。

 

ついに三戦の構えが披露されました。TV放送時は全国で真似する人が続出することでしょう。

しっかりとジェットコースターバトルも描いており大満足。ドリアンの謎も解け始め物語は加速する一方です。やっぱり三戦はいいなあ。

 

第11話 虎殺し

ドリアンと対峙する烈、克己、独歩の三人。遂に独歩とドリアンの戦いが始まった。

 

ドリアンVS独歩が開始。CGが多用されていますが中々見ごたえのなるバトルになっています。

しっかりと『色を知る年齢か』も再現されていました。このままアレもアニメ化しそうな勢いがありますね…。

 

第12話 キャンディ

独歩の猛攻がドリアンに大打撃を与える。遂に敗北を知る時がきたドリアンは恐怖で震えあがり、意識のないまま戦場へとやってきた加藤の目前で敗北を宣言してしまう…。

 

ドリアン幼児退行も銀河万丈がしっかりと演じ切っていました。さすがにベテランの格は違いますね…。

銀河万丈を起用したのは成功だったでしょう。本当にピッタリです。ドリアン編完結!

 

第13話 ミスターオリバ

梢江宅に侵入したシコルスキーは刃牙と一戦を交えるも梢江誘拐に成功する。警視庁はアメリカの刑務所に収監されているオリバなる人物の協力を仰ごうとしていた。

 

原作でも人気の高いオリバが遂に登場。声は何と大塚芳忠!勇次郎と並んでW大塚!

原作通りのムッキムキ再現!大物声優もあって威圧感出ています。

しかしオリバ紹介パートが1話で終わらなかったのが気がかり…。

 

第14話 許されぬ自由

オリバが日本へと到着。シコルスキーは梢江をホテルの一室へと拉致していた。なんとそこには勇次郎がいた…。オリバも勇次郎と合流し、刃牙も駆けつけ事態は混迷を極める。

 

今回からOPとEDが変更に。OPのCGはなかなかかっこいいですね。LasVegasのアップテンポによくあっています。

オリバの強靭な肉体が披露され、勇次郎の強さも見せつけた豪華な回。しかし作画は微妙。なんとなならないものでしょうか…。

 

第15話 超筋力

オリバはシコルスキーを捕え警視庁でドイルの資料を閲覧していた。婦警に化けたドイルの襲われてしまう。その後警視庁で渋川の合気の威力を目の当たりにし、警視庁で行われている柔道に挑み始める。

 

子安武人の女性ボイスから始まったシュールなギャグ回。声優の演技が本当に凄いアニメです。オリバの人気頷けますね。

こういう笑える話大好きです。やはりバキはシュールさも魅力!

 

第16話 斬撃

オリバは柔道の黒帯を欲しがり稽古の警官たちを次々と投げ飛ばす。しかし渋川の前に手首を外されてしまう。一方、ストライダムはドイルと密会し、その場に斬撃空手の使い手、紐切り昂昇が現れる。

 

神経を断ち切る昂昇が登場しました。原作では首にある目の視神経を断ち切る技を披露しファンの間でネタにされてしまいましたが、今回はかっこよく描かれています。

さすがに実力者が出てくると作品が締まりますね。しかし作画は相変わらず微妙です。

 

第17話 親父ッ!

昂昇はドイルに敗れてしまう。一方で刃牙は梢江との情事に挑もうとするも突如現れた父勇次郎に祝福を受けてしまう。烈海王はジャック・ハンマーと再会し、デパートのエレベーターでドイルと遭遇してしまう。

 

遂に「強くなりたくば喰らえッ!」が出てしまいました。作画もなぜか良く、そして島崎信長の演技が凄まじい。笑いが止まりませんでした。もう最高の話です。これぞバキ。いよいよSAGAも…?

 

第18話 アリガトウ

ドイルを一方的に叩きのめす烈。しかし、乱入してきたジャックにより昏睡させられてしまう。目覚めた烈は命を賭して己を守ったドイルを治療するため走り出す。

 

いよいよアニメで「問題はない!15メートルまでなら!」が再現されてしまいました。

BGMとアニメーションのおかげで今回も笑いが止まりません。さすがにギャグマンガと言われても仕方がないほどです。

いよいよドイル編も佳境。笑いからシリアスまでなんでもこなせる贅沢な作品も大詰めですね…。

 

第19話 認めるかい?

独歩に捕えられ神心会本部道場へと連行されたドイルは克己の攻撃を受ける。そして遂に敗北を受け入れた。その頃徳川は空道師範マスター国松の元を訪れていた。

 

ドイル編遂に完結。敗北を知らしめるために徹底的に攻撃を打ちこむ克己がかっこいい!

そして敗北を認めてもなおドイルもかっこいい。良い終わり方でした。

しかし雨宮天に「セックス」と言わせてしまうこのアニメは一体…。SAGAはやるのか…?どうでしょうか…?

 

第20話 SAGA

バキは梢江とのセックスを通し格闘技との共通点を見出していく。柳は情事を終えた刃牙に戦いを挑むのだった…。

 

遂にバキSAGAがアニメ化です。

感想はこの記事に長文で執筆しました。

やりやがった…『バキSAGA』アニメ化を成し遂げた製作陣の勇気に敬意を表して

 

第21話 制裁

柳とシコルシキーの二人は刃牙に歯がたたなかった。その後柳は克己との友情をはぐくんだドイルを襲い、シコルスキーはジャックと対決する。

 

伝説となった電話ボックスファイトも再現。しかし動かない!なんでこんなに動かないの!?

 

第22話 超雄対決!

ジャックとシコルスキーは電話ボックス内で死闘を繰り広げる。気絶したシコルは地下闘技場まで連行されてしまう…。

 

電話ボックス対決。しっかりと連行されてしまうショウちゃんも再現。面白すぎます。意味不明すぎて笑いが止まりません。アニメでみるとここまでギャグになるとは…。

やはり板垣先生の発想はぶっとんでいますね。

 

第23話 本当の攻撃

シコルスキーはガイアの見えない攻撃に恐怖してしまう。柳は夜の公園で柔術家本部以蔵と対峙する…。

 

遂に公園最強の生物がアニメ化。唐突に出てきて柳を圧倒する本部!初見の人は何が何だか分からない!

シコル君は津田健次郎さんの演技もありすっごくかわいそうなキャラになっています。原作以上に悲惨な感じですね…。

 

第24話 敗北

本部に腕を切り落とされた柳は勇次郎に敗北を認めろと迫られてしまう。刃牙は柳の毒で死の瀬戸際に立っていた…。

 

遂に死刑囚編完結。マホメドアライジュニアが登場し、物語は中国へと向かっていますが、このままどこまで描かれるのでしょうか。

作画が所々変になるのはどうにかならないのですかね…。

 

第25話 神と鬼

マホメドアライは日本のジャーナリストにオーガこと範馬勇次郎との関係性を語る。

刃牙は飛騨の山中に療養へ訪れる…。

 

アライ家と勇次郎の関係性が深く語られる場面がやってきました。今回は作画が良いですね。アライVS勇次郎の戦いも滑らかで迫力があります。

ついに刃牙が中国へと連れられてしまう時が来ました…。このまま海王祭りやっちゃうのでしょうか…?

 

第26話 大擂台祭

刃牙は毒に犯されながらも擂台への出場を決意する。ここにはアラJr.、そして勇次郎が参戦する…。

 

アニメバキ最終回。原作が大擂台祭と地続きなためなんとも歯切れの悪い終わり方に。これは仕方がないですね。

しかし期待を煽る締め方。このまま大擂台祭もアニメ化してほしいですが…どうなることやら。ただ今度はしっかりと動くアニメにしてほしいですね。