応援上映とは何か?初心者が知っておきたいマナーと楽しみ方
19年2月17日更新
映画館で応援上映なるイベント上映が増えています。
名探偵コナンやクイーンのボヘミアン・ラプソディなどでも話題となっています。
しかし
- 応援上映ってなに?
- うるさいだけじゃない?
- 気持ち悪い
- マナーはあるの?
- 持っていったほうが良いものとかはあるの?
といったように様々な疑問を持っている人も多いでしょう。
今回は実際に応援上映へ参加した経験から
- 応援上映について解説
- 応援上映の魅力
- マナーと楽しみ方
- 持ち物
について分かりやすく解説していきます。
最後まで読めば応援上映のイロハが分かります!
これを読んで応援上映に参加してみてください!世界が広がりますよ!
- 応援上映とは声出しありの映画上映
- 応援上映を広めた『キンプリ』
- 応援上映の魅力とは?それは愛を表現できること
- 応援上映は気持ち悪い?
- 応援上映のマナー
- 応援上映の楽しみ方
- 応援上映をより楽しめるグッズ(持ち物)
- まとめ
応援上映とは声出しありの映画上映
応援上映と言っても「これが応援上映だ!」といった形式的な定義は存在していません。
分かりやすく人個で解説すると「映画館で行われる声出しありの特殊な上映スタイル」です。
スポーツ観戦のように「頑張れ!」「行け!」みたいな声や笑いや歓声も出すことができ劇中のセリフを真似することもあります。
単純に声を出すだけではなく作品によっては「コスプレ可能」、「サイリウムOK」な場合もあります。
ただし作品によっては禁止事項も存在しているので、参加前に映画館の告知へしっかりと目を通しておきましょう。
作品によっては「絶叫上映」など別名匠になっている場合もあるので注意しましょう。
応援上映を広めた『キンプリ』
応援上映を根付かせたのはアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm(通称キンプリ)』です。
アイドルやそれを目指す少年を描いた作品でキャラを応援するために公式が「サイリウム、コスプレ、声援、アフレコOK」と打ち出しました。
この作品では劇中にあえてキャラが観客の声援を待つようなシーンを盛り込んでおり、それが大うけし応援上映を成功させる要因となりました。
最初は東京などの大都市のみで応援上映が行われていましたが、ネット上で話題となり全国へと注目拡大。
各地で応援上映が実施されキンプリはロングラン上映の大ヒット作となり、日本の映画上映に応援上映を一気に根付かせることとなりました。
それ以降、シン・ゴジラや名探偵コナンゼロの執行人、ドラゴンボール超ブロリーといった実写アニメを問わない邦画作品で行われるようになりました。
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ボヘミアン・ラプソディやバーフバリなどの洋画でも実施されるようになり、映画鑑賞の新たな鑑賞スタイルになりつつあります。
今後も応援上映作品は増えていく事でしょう。
応援上映の魅力とは?それは愛を表現できること
応援上映に参加して分かったの最大の魅力は「作品への愛を表現できる」ことです。
日本では映画館で鑑賞する際ば静かに動かず見ることがマナーです。
スポーツ観戦のように「ヒュー!」「よし!」みたいな声を出すことは出来ません。
笑うこともマナー違反とする人もいるほどです。
しかし応援上映では普通のマナーは通用しません。
普通のマナーは応援上映ではマナー違反です。
思いっきり声を出して騒げるのがとても気持ちいいんですよ。
興奮する場面があったら「おおおお!!!」と叫び、劇場が一体となる今までにない快感が味わえるんです。
アドレナリンが出まくりで最高の気持ちになれるんですよね。
普通の上映では上映後に語り合うぐらいでしか愛を表現できませんが応援上映は上映中に愛を表現できるのです。
自宅鑑賞で興奮するのとは段違いです。大スクリーン大音量で好きな作品を見て愛を表現できるのですから、興奮と快感は凄まじいものになります。
普段は声を出せない劇場で声を出せる背徳感も表現を高める要因と言えます。
応援上映は好きな作品を更に愛せるのです。
応援上映は気持ち悪い?
応援上映は気持ち悪いと感じる人もいるかもしれません。
観客が一体となって声を出したりサイリウムを振ったりするので、そんな光景に拒否感を抱く人もいるでしょう。
映画は静かに見る方が好きという人にはオススメ出来ない上映形態です。
気持ち悪いと思うのは人それぞれなので仕方がないことです。
でも思い切って参加してみたら結構楽しかった!なんてこともあるかもしれません。
一度応援上映の映像やレポートを読んで自分に合っているかどうか確認してみるといいでしょう。
応援上映のマナー
1.キャラへの誹謗中傷、下ネタなど不快な応援は禁止
スポーツの応援では興奮の挙句に敵チームに罵詈雑言を浴びせる人が出てきますが、応援上映では禁止です。
対決もの作品で応援上映が行われることもありますが、自分の贔屓(いわゆる推し)に敵対する組織やキャラに罵声を浴びせるのは禁止です。
野球観戦のようにホーム・ビジターで座席を分けていることはほぼありません。全てごちゃ混ぜです。
なので隣席が敵対組織やキャラを推している可能性が非常に高くトラブルを誘発させる原因になりかねません。
他人を不快にさせる応援行為はやめましょう。
また場違いな声援も控えましょう。空気を乱さないように注意して下さい。
2.飛び跳ね、後部座席の視界を極端に遮るのは禁止
過度に腕を突き上げたり、飛び跳ねたりなど後ろの人の視界を極端に遮る行為は禁止です。
上映中は腕を突き上げたりすることも多いので注意しながら行いましょう。
立ちながら応援するのも禁止です。基本は座って応援がマナーです。
ただし作品や劇場によっては立つことも可能にしている場合もあります。
まずは作品や劇場の注意事項をよく読みましょう。
立つことが可能なら臨機応変に合わせていきましょう。
3.火気厳禁
当然のことですが火気厳禁です。
クラッカー等も禁止です。クラッカーを解禁している劇場もありますがこれは稀な事例です。
クラッカーは禁止と思ってください。
参加前に劇場の告知をしっかりと読んでおいてください。
4.笛などの鳴りものは基本は禁止
叫ぶ、声援は可能ですが笛などの鳴りものは基本的には禁止です。
スポーツの応援とは違います。あくまで映画鑑賞ですので、鳴りものは”基本”禁止。太鼓なども禁止です。
これも作品によっては鳴りものの持ち込み使用可能になっている場合もあるので事前告知に目を通しておきましょう。
5.一人での参加も大丈夫
応援上映はもちろん一人参加も大丈夫です。
思いっきり楽しみましょう。
応援上映がきっかけで新たな交流が生まれるかもしれませんよ!
6.個人的な考えとして飲食物は控えた方が無難
映画を見る時は飲み物やポップコーンを買う人も多いと思います。
しかし、応援上映に臨む際は飲食物の持ち込みはなるべく控えた方が良いです。
何度か応援上映に参加したことがありますが、応援に夢中になって飲食する暇がないんですよ。
音楽ライブのようにサイリウムを振ったりリズムに乗って体を動かしたりと動くことが多いので、何かの拍子にこぼしてしまう可能性もあります。
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声を出すので喉が渇きますのでドリンクホルダーに収まるぐらいなら大丈夫だと思いますので、ちゃんと劇場で購入しましょう。
大きな飲食物は避けた方が無難かと個人的には考えます。
応援上映の楽しみ方
1.まずは通常上映で鑑賞してから応援上映に参加しよう
初めて見る作品で応援上映を選ぶのはやめておきましょう。
作品に集中できず、周囲の応援で作品に対する印象が悪くなることもあります。
応援上映は結構うるさいんですよね。台詞が聞こえなかったりします。
そのため初鑑賞時はまず普通の上映で見ておきましょう。予習の意味もありますので。
ツッコミどころを見つけておけば応援上映を更に楽しむことが出来るでしょう。
応援上映はあくまでもリピーター向けです。
2.推しキャラ、シーンを作っておくと良いかも
通常上映での鑑賞時に推しキャラ、推しシーンを作っておくといいでしょう。
応援上映でキャラが出てきたら「きゃ~!」と声援を送ったりするとより一層楽しめるでしょう。
これはあくまでも楽しみ方の一つなので無理に推しを作る必要はありませんのでご注意を。
3..グッズを持っていけばより楽しめる
サイリウムやうちわなどのグッズを持っていけば応援上映をより深く楽しむことが出来ます。
アイドルコンサートのようにうつわに推しの名前や「こっちむいて」みたいなのを書き込む。
法被を作っていく。
などなど思いを込めたグッズを作っておくと没入感がより増すでしょう。
応援上映に臨むときは是非検討してみてください。
4.予告の時点で応援上映は始まっている!かも?
応援上映とはいいつつも通常形式はと変わりません。
上映前にこれから公開される作品の予告が付いています。
もしかすると、応援上映は既にその時から始まっているかもしれません。
予告の映像に合わせてツッコミを入れたり、サイリウムの色を変化させることが起きるかもしれません。
初めての応援上映では「何だこれは…」と戸惑うかもしれませんが、その時は劇場の流れに身を委ねましょう。
応援上映をより楽しめるグッズ(持ち物)
1.サイリウム
アイドルコンサートなどではお馴染みのサイリウム。
応援上映ではサイリウムがほぼ基本アイテムになっています。
サイリウムと言っても百均等にあるように一本につき一つの色しか付かないものではなく「KING BLADE(キングブレード)」がオススメです。
キングブレードは一本で数種類の色を表現できる優れものです。
色の順番を変更できるので、事前に設定しておけば場面に合わせた色変更をスムーズに行うことが出来るので非常のオススメです。
2.うちわ
作品によってはうちわを作っておくといいでしょう。
推しキャラの名前を書いたり様々な装飾を施してください。
世界に一つだけしかないうちわでキャラに思いを伝えましょう。
3.はっぴ
法被(はっぴ)を作っておけばお祭り感が増しそうです。
刺繍などが必要なので制作難易度は高いかもしれません。ご注意を。
まとめ
応援上映は映画を違った形で楽しめる体験型のイベントです。
他の観客、作品と一体になれるので楽しいですよ。
しかし、場違いな声援などに気を付ける必要があります。
場の空気を読みつつ楽しむことが必要となりますので、この点を守れば楽しめるはずです。
今までにない映画体験があなたを待っています。
是非応援上映に参加してみてください!世界が変わるはずです!