やりやがった…『バキSAGA』アニメ化を成し遂げた製作陣の勇気に敬意を表して
禁断の書。日本中の青少年に衝撃とトラウマを植え付けた魔道の一冊。
今なお伝説として語り継がれるバキシリーズの暗黒。漫画界屈指の奇書。
それが遂にアニメ化を成し遂げてしまいました。
『バキSAGA』という悪夢
『バキSAGA』はシリーズ第二部『バキ』のスピンオフで、あまりの過激さから週刊少年チャンピオンではなくヤングチャンピオンで掲載される特異な出自を持っています。
作者板垣恵介が思案の挙句に至った極地で見たものは「戦い(格闘)とセックスは同質のものでは?」という常人には到達しえないものでした。
主人公範馬刃牙が恋人の松本梢江と初めてのセックスに挑む。バキが脱童貞を通してセックスと戦いの共通点を見出していくのです。
これまでのシリーズ同様のコマ割りとセリフ回し、そしてスピード感…。全てが本編と同じ板垣節がさく裂。
何一つ変化がない。いつものバキでセックスを描く。
あまりにも理解が不能な描写とセリフの数々。そしていつもの板垣画風が合わさり、セックスを幻妖な世界へと誘っています。
そこにエロティックさは一切存在せず、作者直筆の主人公×ヒロインのセックス描写であるはずなのに全く歓喜の感情が湧かないどころか謎の笑いと絶望で支配されてしまうのです。
全く持って嬉しくなくセックスと言う物はかくも恐ろしい印象と疲労感を与えるだけと言う禁断の書持つ。
それが『バキ特別編SAGA[性]』
ページをめくるとき、なぜか笑えてしまう。読み終えると「なんてものを見たんだ」と後悔する。
それが『バキ特別編SAGA[性]』なのです。
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アニメに関わった全ての人へ敬意を表して
バキSAGAがアニメ化される。
にわかには信じがたい現実を突きつけられました。
バキがアニメ化される際の最大懸念といえばこのSAGA。これがなければなぜ主人公がパワーアップしたのか理解が出来ない。
しかし、アニメ化してしまうとトラウマを植え付けてしまう。誰も得しない。しかし、これを通さないと説明がつかない…。
誰もSAGAを待ってはいなかったのです。
バキアニメ化が発表されヒロイン梢江役が雨宮天と発表された時SAGAを待望論というセクハラそのものの現象が巻き起こりました。
雨宮天だからSAGAはアニメ化しないだろう。誰もがそう思い込まされてしまったのです。
仮にアニメ化するとすれば…。大多数の予想はブルーレイ特典映像でした。
それがどういうことか…。
次回のサブタイトルが「SAGA」と判明した瞬間、刃牙ファンの間で動揺が発生しました。本当にやるのか?やってしまうのか?あれをッ!!??
頼むからやらないでくれ。そう願ってもサブタイは真実を突き付けるのです。
そして、SAGAは無事にアニメ化されてしまうのです。
【イベント情報ッッ】
— TVアニメ「バキ」公式アカウント (@baki_anime) 2018年11月3日
11月16日(金)に新宿ロフトプラスワンで開催されるトークイベントでは、刃牙が漢になる瞬間を、生オーディオコメンタリー実施予定!プロデューサーたちからはいったいどんな話が聞けるのか……?ぜひご参加下さいッッ →https://t.co/pMxIzf0Gl7 #バキアニメ pic.twitter.com/nflIKIPpAY
視聴者の予想を裏切り期待も裏切る。原作の展開を彷彿とさせる怒涛さをアニメでも見せつけてきました。
無駄に原作をリスペクトするその姿勢。
今までの作画崩壊は何だったのかと思うほどのがっちりばっきばきな作画。
アニメ版はSAGAを完全に再現しているわけではなく、ダイジェスト的になっていました。
それでもSAGAの重要コマやセリフは完全に再現しておりました。
島崎信長の演技が凄まじい。本当にバキの焦燥感と多幸感を見事なまでに。現実かと思うほどのリアリティ溢れる演技。雨宮天と息の合った、もはや何が何だか分からない驚異的な演技力。
二人の演技は吐息に至るまで実写のような真実味を持っていました。
SAGA原作の衝撃がアニメでも完全に再現されています。
板垣先生が描くからこそSAGAは伝説の奇書と呼ばれるに至ったのです。
アニメではそれが出来ないだろう。もしかすると声の演技で使える物になるかもしれない。
そんな淡い期待は見事に打ち砕かれます。
SAGAなのです。
これはSAGAなのです。
声優の演技が吹き込まれることにより、原作の持ち味をある意味で超えるSAGAが誕生しました。
笑いが止まらなくなるSAGAの本質を見事に再現していました。
ダイジェスト的な駆け足描写にも拘わらず、SAGAそのものがそこにはあったのです。
しっかりと乳房と乳首を描いています。紛うことなきSAGAなのです。
描き切った全製作陣。魂を吹き込んだ声優陣に敬意を表します。
まじでなんでこれをアニメ化した…。
禁断のブルーレイ化ッッ!!
そして遂に円盤が発売されてしまいました。
アニメBAKI-バキ-ブルーレイボックス第二巻に”バキSAGA放送コードぶっちぎりバージョン”が収録されてしまったのですッッ!
地上波では編集されまくったため、一体何が起きていたのか分からない。
Netflixには加入していないから見てみたい!と思う怖いもの知らずは是非ブルーレイボックスを購入しましょう。
責任はとれません。
なおR-15指定です。
『グリーンブック』感想 今だからこそ直視したい物語がここにある
アカデミー賞作品賞を受賞した『グリーンブック』が公開。
人種差別が公然と存在していた時代に白人と黒人ピアニストの米国南部への旅を描いた。
ネタバレを含みます。
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1962年。米国ではキング牧師の登場により黒人公民権運動が盛んにおこなわれていたが人種差別が法律(ジム・クロウ法)でまかり通っていた時代。
劇中では人種差別の歴史やキング牧師などに触れることは一切なく、イタリア系白人の”トニー”とアフリカ系アメリカ人で天才的才能と知名度を誇るピアニスト”ドクター・シャーリー”(通称ドン)との旅を描くことに終始している。
黒人は公民権を持たないがニューヨークでは緩やかに差別意識が改善しており、トニーの妻は黒人作業員をもてなすなど白人と変わらぬ応対をしていた。
しかしトニーは作業員が使用したガラス製コップをゴミ箱に捨て、家にいた親類も差別的発言を平然と口にしていた。
トニーは生活のため仕方なく黒人ピアニストドンの運転手に再就職する。ドンはなんと黒人差別が北部よりも遥かに苛烈な南部へとコンサートツアーを行うというのだ。
米国南部は奴隷制の存続を主張し北部と戦争に至ったほどであり、1960年代になっても人種差別意識は根強く残っている地域だ。
天才的な才能とそれによって得られた資産と知名度があっても黒人であるドンは白人と同じモーテルに止まることや夜間に出歩くことすらできない。
南部とは黒人を過酷な運命へと落とし込んでしまうのだ。
黒人だから。ただそれだけの理由で差別される。
トニーはそんなドンと友情をはぐくんでいく。
だがトニーも無意識の差別をさらけ出してしまう。
黒人はフライドチキンが好きだという偏見を平然と語ってしまうし、警官に「半分ニガー(黒人への蔑称)」と言われ激怒し暴行を加えてしまう。
たとえ共に旅をしても差別意識は中々消えない事を描き出している。
白人は友人と戯れ家族と幸福なひと時、つまり普通を過ごせる。しかし、黒人であるドンには普通の生活が送れない。
白人たちが戯れているのを見てどこか物悲しい表情を浮かべるドンに人とは一体何なのかを考えさせられる事だろう。
がさつで教養がなくても普通の生活を送れる白人。教養と知性があり音楽の天才的才能があっても自由を阻まれる黒人。
まさに対比の関係なのだ。肌の色が違うだけで生活と人生が全く異なってしまう。
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ドンはどれだけ苛烈な扱いを受けようとも南部ツアーを止めない。
白人上流階級層が彼の音楽を聴くことで自分が教養人であると証明するための道具にされていると理解していてもツアーを続ける。
バーで白人に理由なき暴行を受けても、警官から差別されてもやめることはない。
差別の色濃い南部でツアーを完遂させることは他の黒人に勇気を与えるからだ。
彼の旅は後に続く黒人たちへの道しるべとなる。
だからこそ彼は差別に立ち向かい旅を続けようとする。
そんな彼の信念にトニーは心を揺り動かされる。
最後に訪れた土地でドンは土地のしきたりで演奏会場のホテルレストランで食事が出来なくなってしまう。
食事が出来なければ演奏はしないと信念を貫き通そうとする。
トニーはドンを黙らせろと支配人に買収されようとするが受け入れなかった。
彼はドンの信念に畏敬の念を抱いた。だから、ホテルを去る選択をする。
どれほどのしきたりや法律があろうとも個人の信念を曲げることは出来ない。
信念がどれだけ強大な力を持っているのか。差別と言う途方もない壁すらも打ち破る可能性を秘めている。
今の社会にも差別は存在する。
誰もが無意識化にそれを表現してしまっているかもしれない。
この作品は多様化する今だからこそ見るべき作品に思えた。
肌の色が違っていても人である。だからこそ友情を構築することは可能だと示している。
本作は作品賞受賞で様々な論争を生んでいる。
確かに、白人のトニーが所々でヒーロー的に描かれていると感じる点もある。
白人に心地よい作品に仕上がっている風に見えるかもしれない。
そしてタイトルロールの『グリーンブック』の意味がほとんど解説されていないにも問題だと思える。
グリーンブックとは黒人が安全に自動車旅行するための旅行ガイドブックだ。
毎年改訂され黒人が宿泊可能のホテル、ガソリンスタンドなどを記載している。
このような点が論争を生んだ要因なのでは。
だが根底にあるものは今の時代にも通じる差別の物語だ。
この作品を見てもう一度差別について再考してみることにしよう。
『アリータ:バトル・エンジェル』感想 CGらしさを逆手に取った魅惑の愛の物語
木城ゆきとの漫画『銃夢(ガンム)』をハリウッドが実写化。タイタニックやアバターで知られる巨匠ジェームズ・キャメロンが長年温め続けていた企画をロバート・ロドリゲスの監督で遂に実現。
あのキャメロンが製作総指揮でロドリゲスが日本の漫画を監督!?これはどうなるんだ!
…と発表時は興奮したものの実は原作を読んだことが無く名前しか知らない。
読もうと考えているうちに実写版が公開されてしまい、未読のまま鑑賞した。
ネタバレを含みます。
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CGをふんだんに盛り込んでいる。スターウォーズやアバターを思わせるような独特な世界観が魅力だが、予告の時点ではアリータのCGに違和感を覚えたのも事実だ。
そんなCGの違和感をこの作品は巧みに利用していた。
300年前の没落戦争により人は空中都市と地上に分断された。空中都市”ザレム”の詳細は明らかにされないものの、地上よりははるかに楽園というらしい。
ザレムは豪華絢爛な高層ビルが立ち並び、それは裕福そうな世界に見える。
しかし、地上都市”アイアンシティ(鉄くずの街)”は様々な人々が暮らしているが、治安は最悪で穢れている。
ザレムは幸福で地上は不幸という説明をセリフではなくヴィジュアルで示す。
ザレムのゴミが地上に落ちてくるのを見せられると、否応なしに地上の無法さが読み取れてしまい、映画なのに悪臭が鼻を刺激そうなほどの説得力に満ちていた。
そんな地上に暮らす医師のイドがゴミの山で脳が無傷な半壊したサイボーグを見つける。
それを修復し少女として生まれ変わった彼女に”アリータ”と名付け共同生活を始めるという筋書きだ。
サイボーグと人間の生活。SFの定番と言える設定だが、この作品はキャラクターの内面を深く描いている。
サイボーグ女性を殺害する殺人鬼を気にしすぎるあまりアリータを束縛し自立を阻もうとするイド医師。そんなイドに反発し自立しようと奔走しボーイフレンドのヒューゴと共に行動するアリータ。
サイボーグと人間ではあるが、青春を思わせる父と娘、そして恋の物語が展開される。
人間とサイボーグに絆は生まれるのか。そんな使い古された陳腐なテーマは本作の肝ではない。
絆はすでに存在しているものとして描かれている。
本作は絆を超えた”愛”を描いた。
サイボーグと人間に父子愛や恋愛感情が生まれるのか。そんな問いかけをじわりと見せてくる。
だがアリータはCGで描かれている。アリータらサイボーグと人間には明らかな差が存在していた。
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CGはまだCGらしさが残っている。
しかし、本編ではCGの出来栄えは気にならない。
それどころかか僅かに残ったCGらしさがアリータがサイボーグであることを強調しているように思えた。
作中で多数登場するサイボーグ達もどこかにCGらしさが残っており、人間とサイボーグの差異を明確に表現していた。
これは意図的なものなのかは分からないが、CGの違和感を演出として上手く利用できていると感じた。
だがそもCGらしさも物語が進むにつれて違和感を感じなくなる。
人間以上に多種多様な表情を見せるアリータをサイボーグではなく人間として受け入れられるようになるからだ。
ヒューゴとの恋、そして初めてのキス。
そんな王道な場面ですらアリータはCGである。それなのに、人間同士の恋にしか見えないのだ。
あまりにも人間らしく、時には人間を超えたような激情さえ見せるアリータにいつの間にか夢中になっていた。
CGはリアルであればあるほど説得力が増す。
近年の洋画、邦画問わずリアルなCGを追及している。
リアルであるほど観客はその世界に没入でき、作品の品質を高めることが出来るはずなのだ。
アリータのCGは一級品だ。だがサイボーグのCGはどこかでCGの残滓が残っている。
この作品はCGでやる意義がある作品だ。
CGであることが説得力を異常なまでに増している。
本作は映画が新時代に到達したと知らせているのだろうか。
CG大作。そんな一言では言い表せない魅力に詰まった愛の物語だ。
原作が読みたい、そう思わせる力強さがある。
応援上映とは何か?初心者が知っておきたいマナーと楽しみ方
19年2月17日更新
映画館で応援上映なるイベント上映が増えています。
名探偵コナンやクイーンのボヘミアン・ラプソディなどでも話題となっています。
しかし
- 応援上映ってなに?
- うるさいだけじゃない?
- 気持ち悪い
- マナーはあるの?
- 持っていったほうが良いものとかはあるの?
といったように様々な疑問を持っている人も多いでしょう。
今回は実際に応援上映へ参加した経験から
- 応援上映について解説
- 応援上映の魅力
- マナーと楽しみ方
- 持ち物
について分かりやすく解説していきます。
最後まで読めば応援上映のイロハが分かります!
これを読んで応援上映に参加してみてください!世界が広がりますよ!
- 応援上映とは声出しありの映画上映
- 応援上映を広めた『キンプリ』
- 応援上映の魅力とは?それは愛を表現できること
- 応援上映は気持ち悪い?
- 応援上映のマナー
- 応援上映の楽しみ方
- 応援上映をより楽しめるグッズ(持ち物)
- まとめ
応援上映とは声出しありの映画上映
応援上映と言っても「これが応援上映だ!」といった形式的な定義は存在していません。
分かりやすく人個で解説すると「映画館で行われる声出しありの特殊な上映スタイル」です。
スポーツ観戦のように「頑張れ!」「行け!」みたいな声や笑いや歓声も出すことができ劇中のセリフを真似することもあります。
単純に声を出すだけではなく作品によっては「コスプレ可能」、「サイリウムOK」な場合もあります。
ただし作品によっては禁止事項も存在しているので、参加前に映画館の告知へしっかりと目を通しておきましょう。
作品によっては「絶叫上映」など別名匠になっている場合もあるので注意しましょう。
応援上映を広めた『キンプリ』
応援上映を根付かせたのはアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm(通称キンプリ)』です。
アイドルやそれを目指す少年を描いた作品でキャラを応援するために公式が「サイリウム、コスプレ、声援、アフレコOK」と打ち出しました。
この作品では劇中にあえてキャラが観客の声援を待つようなシーンを盛り込んでおり、それが大うけし応援上映を成功させる要因となりました。
最初は東京などの大都市のみで応援上映が行われていましたが、ネット上で話題となり全国へと注目拡大。
各地で応援上映が実施されキンプリはロングラン上映の大ヒット作となり、日本の映画上映に応援上映を一気に根付かせることとなりました。
それ以降、シン・ゴジラや名探偵コナンゼロの執行人、ドラゴンボール超ブロリーといった実写アニメを問わない邦画作品で行われるようになりました。
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ボヘミアン・ラプソディやバーフバリなどの洋画でも実施されるようになり、映画鑑賞の新たな鑑賞スタイルになりつつあります。
今後も応援上映作品は増えていく事でしょう。
応援上映の魅力とは?それは愛を表現できること
応援上映に参加して分かったの最大の魅力は「作品への愛を表現できる」ことです。
日本では映画館で鑑賞する際ば静かに動かず見ることがマナーです。
スポーツ観戦のように「ヒュー!」「よし!」みたいな声を出すことは出来ません。
笑うこともマナー違反とする人もいるほどです。
しかし応援上映では普通のマナーは通用しません。
普通のマナーは応援上映ではマナー違反です。
思いっきり声を出して騒げるのがとても気持ちいいんですよ。
興奮する場面があったら「おおおお!!!」と叫び、劇場が一体となる今までにない快感が味わえるんです。
アドレナリンが出まくりで最高の気持ちになれるんですよね。
普通の上映では上映後に語り合うぐらいでしか愛を表現できませんが応援上映は上映中に愛を表現できるのです。
自宅鑑賞で興奮するのとは段違いです。大スクリーン大音量で好きな作品を見て愛を表現できるのですから、興奮と快感は凄まじいものになります。
普段は声を出せない劇場で声を出せる背徳感も表現を高める要因と言えます。
応援上映は好きな作品を更に愛せるのです。
応援上映は気持ち悪い?
応援上映は気持ち悪いと感じる人もいるかもしれません。
観客が一体となって声を出したりサイリウムを振ったりするので、そんな光景に拒否感を抱く人もいるでしょう。
映画は静かに見る方が好きという人にはオススメ出来ない上映形態です。
気持ち悪いと思うのは人それぞれなので仕方がないことです。
でも思い切って参加してみたら結構楽しかった!なんてこともあるかもしれません。
一度応援上映の映像やレポートを読んで自分に合っているかどうか確認してみるといいでしょう。
応援上映のマナー
1.キャラへの誹謗中傷、下ネタなど不快な応援は禁止
スポーツの応援では興奮の挙句に敵チームに罵詈雑言を浴びせる人が出てきますが、応援上映では禁止です。
対決もの作品で応援上映が行われることもありますが、自分の贔屓(いわゆる推し)に敵対する組織やキャラに罵声を浴びせるのは禁止です。
野球観戦のようにホーム・ビジターで座席を分けていることはほぼありません。全てごちゃ混ぜです。
なので隣席が敵対組織やキャラを推している可能性が非常に高くトラブルを誘発させる原因になりかねません。
他人を不快にさせる応援行為はやめましょう。
また場違いな声援も控えましょう。空気を乱さないように注意して下さい。
2.飛び跳ね、後部座席の視界を極端に遮るのは禁止
過度に腕を突き上げたり、飛び跳ねたりなど後ろの人の視界を極端に遮る行為は禁止です。
上映中は腕を突き上げたりすることも多いので注意しながら行いましょう。
立ちながら応援するのも禁止です。基本は座って応援がマナーです。
ただし作品や劇場によっては立つことも可能にしている場合もあります。
まずは作品や劇場の注意事項をよく読みましょう。
立つことが可能なら臨機応変に合わせていきましょう。
3.火気厳禁
当然のことですが火気厳禁です。
クラッカー等も禁止です。クラッカーを解禁している劇場もありますがこれは稀な事例です。
クラッカーは禁止と思ってください。
参加前に劇場の告知をしっかりと読んでおいてください。
4.笛などの鳴りものは基本は禁止
叫ぶ、声援は可能ですが笛などの鳴りものは基本的には禁止です。
スポーツの応援とは違います。あくまで映画鑑賞ですので、鳴りものは”基本”禁止。太鼓なども禁止です。
これも作品によっては鳴りものの持ち込み使用可能になっている場合もあるので事前告知に目を通しておきましょう。
5.一人での参加も大丈夫
応援上映はもちろん一人参加も大丈夫です。
思いっきり楽しみましょう。
応援上映がきっかけで新たな交流が生まれるかもしれませんよ!
6.個人的な考えとして飲食物は控えた方が無難
映画を見る時は飲み物やポップコーンを買う人も多いと思います。
しかし、応援上映に臨む際は飲食物の持ち込みはなるべく控えた方が良いです。
何度か応援上映に参加したことがありますが、応援に夢中になって飲食する暇がないんですよ。
音楽ライブのようにサイリウムを振ったりリズムに乗って体を動かしたりと動くことが多いので、何かの拍子にこぼしてしまう可能性もあります。
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声を出すので喉が渇きますのでドリンクホルダーに収まるぐらいなら大丈夫だと思いますので、ちゃんと劇場で購入しましょう。
大きな飲食物は避けた方が無難かと個人的には考えます。
応援上映の楽しみ方
1.まずは通常上映で鑑賞してから応援上映に参加しよう
初めて見る作品で応援上映を選ぶのはやめておきましょう。
作品に集中できず、周囲の応援で作品に対する印象が悪くなることもあります。
応援上映は結構うるさいんですよね。台詞が聞こえなかったりします。
そのため初鑑賞時はまず普通の上映で見ておきましょう。予習の意味もありますので。
ツッコミどころを見つけておけば応援上映を更に楽しむことが出来るでしょう。
応援上映はあくまでもリピーター向けです。
2.推しキャラ、シーンを作っておくと良いかも
通常上映での鑑賞時に推しキャラ、推しシーンを作っておくといいでしょう。
応援上映でキャラが出てきたら「きゃ~!」と声援を送ったりするとより一層楽しめるでしょう。
これはあくまでも楽しみ方の一つなので無理に推しを作る必要はありませんのでご注意を。
3..グッズを持っていけばより楽しめる
サイリウムやうちわなどのグッズを持っていけば応援上映をより深く楽しむことが出来ます。
アイドルコンサートのようにうつわに推しの名前や「こっちむいて」みたいなのを書き込む。
法被を作っていく。
などなど思いを込めたグッズを作っておくと没入感がより増すでしょう。
応援上映に臨むときは是非検討してみてください。
4.予告の時点で応援上映は始まっている!かも?
応援上映とはいいつつも通常形式はと変わりません。
上映前にこれから公開される作品の予告が付いています。
もしかすると、応援上映は既にその時から始まっているかもしれません。
予告の映像に合わせてツッコミを入れたり、サイリウムの色を変化させることが起きるかもしれません。
初めての応援上映では「何だこれは…」と戸惑うかもしれませんが、その時は劇場の流れに身を委ねましょう。
応援上映をより楽しめるグッズ(持ち物)
1.サイリウム
アイドルコンサートなどではお馴染みのサイリウム。
応援上映ではサイリウムがほぼ基本アイテムになっています。
サイリウムと言っても百均等にあるように一本につき一つの色しか付かないものではなく「KING BLADE(キングブレード)」がオススメです。
キングブレードは一本で数種類の色を表現できる優れものです。
色の順番を変更できるので、事前に設定しておけば場面に合わせた色変更をスムーズに行うことが出来るので非常のオススメです。
2.うちわ
作品によってはうちわを作っておくといいでしょう。
推しキャラの名前を書いたり様々な装飾を施してください。
世界に一つだけしかないうちわでキャラに思いを伝えましょう。
3.はっぴ
法被(はっぴ)を作っておけばお祭り感が増しそうです。
刺繍などが必要なので制作難易度は高いかもしれません。ご注意を。
まとめ
応援上映は映画を違った形で楽しめる体験型のイベントです。
他の観客、作品と一体になれるので楽しいですよ。
しかし、場違いな声援などに気を付ける必要があります。
場の空気を読みつつ楽しむことが必要となりますので、この点を守れば楽しめるはずです。
今までにない映画体験があなたを待っています。
是非応援上映に参加してみてください!世界が変わるはずです!
『アクアマン』感想 多様性こそが真の王を生む
『マン・オブ・スティール』から始まるDC・エクステンデット・ユニバース第6弾『アクアマン』を鑑賞。DC作品でもトップクラスの出来栄えだったと言っていいだろう。
興行収入もDC作品トップになるなど、ヒットした理由も頷ける。
ネタバレを含みます。
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これまでのDCヒーローは苦悩し葛藤する。それが作品のトーンを暗く、時には陰鬱とも思える重さを映し出してきた。
『マン・オブ・スティール』、『バットマンVSスーパーマン』でもヒーローの苦悩や葛藤が描かれた。
心を描くことはキャラクターを創作物から人間へと近づける要因となるが、DC作品では心に偏重したせいか、肝心の物語がまとまりのない印象を受けることが多かった。
何を観客に提示したのかイマイチ汲み取れない作品になることが多かったのだが『アクアマン』は違った。
これは大予算をつぎ込んだB級映画だ。物語の流れはこれまで幾度となく使い古されたものであり、もはや摩耗しているレベルだ。
半海底人のアクアマンが王になる。王道すぎて古臭さを感じるほどだ。
だが、その開き直りが非常に面白い。
これまでDC作品の多くがドラマを描こうとしたのに対し、本作はコミックの完全映画化に挑んだ。
雑踏としつつも美しい地上の景色とまつで銀河系のように煌びやかに輝く海底王国アトランティスのヴィジュアルが強烈だ。
海には様々な生物が存在し絶滅したはずの生物すら存在している。そんな夢に溢れた世界だ。海底人も水で髪の毛が無重力のように浮き立ったり、サメや巨大な海洋生物を馬のように操るなど、見たことのない映像で溢れている。
地球なのに異世界が存在しているのだ。
まさにコミックのノリだ。変に現実世界に近づけるのではなく、コミック的外観を保っているにも拘わらずすんなりと受け入れられてしまう。
作品のトーンが全体を通し暗くなり過ぎず、逆に異様に明るすぎることもない絶妙なバランスを保持しているおかげで、どんな事が起きても受け入れられる下地を作ってしまったのだ。
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そんなヴィジュアル、演出面のコミック的な楽しさもさることながら、今回はキャラクターが愛おしい。
これまでは悩みすぎた挙句にウジウジとした印象を受けることも多かったDCヒーローだったが、アクアマンは吹っ切れている。
海底人と地上人の間に生まれ魚と会話し水中を高速で泳ぐ。
時には海賊に襲われた潜水艦を助けるなど、自身の力を人々のために使用している。
彼は悩まないのだ。この力の意味は、己の存在とは。スーパーマンがやってきたような苦悩は一切なく、最初からフルスロットルで駆け抜ける。
銃弾を受けてもへっちゃらなその肉体。海賊と戦う時もニヤリと笑うなど強すぎる故にコメディになる存在になっている。
アクアマンはコミックから飛び出してきた存在そのものだ。非常に面白く、父との強固な絆も描いているのに人間味も強めている。
アクアマンが持つ唯一の悩みは自分を生んだせいで母が殺されたということだ。
地上との禁断の恋の挙句に子を産み、それがアトランティスの逆鱗に触れてしまう。
そのせいで母は海底で処刑されてしまった。アクアマンは唯一それを悔やんでいるが、それで作品全体を引っ張ることはない。
悩んでいるが帰ってこない。諦観のような感情を感じさせるが、それが観客の涙を誘うこともない。
アクアマンは過去と今を割り切っているのだ。
だが、そんなアクアマンの前に敵が立ちはだかる。
アトランティスの王『オーム』が地上に戦争を仕掛けるというのだ。
オームはアクアマンの異父兄弟であり、彼らは王座をかけて戦い始める。
オームが地上に攻めるのは地上人が長年にわたり海を汚し続けたからだ。
ゴミを垂れ流し、魚を捕獲し、ヘドロを流し込む。そんな蛮行に激怒し、かつて自分たちが住んでいた地上を再び手中に収めようと画策している。
海底王国アトランティスは保守的な世界だ。
王家の婚姻は政略結婚であり、そこに当事者の意志はない。アクアマンの母はそれを嫌悪したため地上へと逃げてきた。
しかし、保守的な海底人はそれを認めず連れ帰り政略結婚させオームを産んだのちに処刑してしまう。
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本作のヒロイン『メラ』もオームのいいなづけだ。彼女はオームの蛮行に激怒しアクアマンと行動を共にする。
アクアマンこそが真の王に相応しい器であると信じているからだ。
地上と海底の間に生まれた特殊な存在。二つの世界を繋げ融和に導く可能性を秘めている。
人々のために自分の力を使うなど英雄的行動を見せた彼こそ王に相応しいと考えている。
そう、本作のテーマは多様性なのだ。
保守的で自由がないアトランティスと多様な血が流れるアクアマン。
コミックでのアクアマンは金髪の白人的ヴィジュアルで描かれているが、実写で抜擢された『ジェイソン・モモア』はハワイ出身でハワイ先住民族、ドイツ系やアメリカ先住民民族の血を引いている。
劇中のアクアマン同様、俳優の彼にも多様な血が流れているのだ。
そんなジェイソン・モモアにアクアマンを抜擢したのも多様性を示すためだろう。
多様な存在、考えを容認しつつも人々を気づつける考動だけは許さない。
これは多様な血が流れ多様な視点から物事を見ることが出来る存在だからこそ成しえる。
オームのように純血に拘り、地上を認めない存在とは大きく異なる。
アクアマンは地上と海底の素晴らしさを知っている。だからこそ守らねばならないと思った。
本作の監督がマレーシア生まれの中国系でオーストラリアで育った『ジェームズ・ワン』であることも多様性を示す作品になった理由かもしれない。
監督、主演が多様性に満ちた存在だ。
王たるものは多様を容認する必要がある。そうしなければ不幸になる人が出てくるからだ。
ヴィジュアル、キャラクターはコミックから飛び出してきたかのようだが、作品自体は大まじめ。
アクションあり、冒険ありとまさにエンタメ尽くしだが、テーマは多様性と言う昨今の世界情勢を反映したものだ。
真の王とはなにか。世界中の指導者たちを風刺するヒーロー映画と言えるだろう。
非常に楽しく、そして奥深い作品だ。
ただ残念だと感じた点はブラックマンタの存在を持て余していることだ。
今回は出さなくてもよかったと感じる。
もう一点。アトランティスが地上に戦争を仕掛けると宣言したが、仮にそうなったとしても『ジャスティス・リーグ』が存在しているため彼らが何とかしてくれると思ってしまい、少しだけ気持ちが冷めてしまった…。
泣けるアニメのおすすめランキング20選!感動をあなたへ!【2019版】
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- 終わりに
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20位 SHIROBAKO
あらすじ高校のアニメーション同好会に所属していた5人の少女は自主制作でアニメーションを作り上げる。それから数年がたち、宮森あおいはアニメーション会社に就職し制作進行を務めていた。
アニメーション制作現場のリアルを描いた異色の作品。
テーマが労働なので、多忙な社会人には少しキツイ作品かもしれません。
物語はテンポよくコミカルにアニメ制作の現場を丁寧に描いています。
今まで知らなかったことをアニメ界の裏側を知識が深まります。
この作品は労働を通し現実の私たちが忘れがちな「夢」や「希望」を描いています。
そんな普遍的なテーマを描いているおかげか主人公たちの前に進む力強い姿に自然と涙がこぼれてしまいました。
キャラクターを応援したくなるんですよね。
忘れてしまった大切なものを思い出させてくれる作品です。
働くこと、前に進むことの重要性を再認識させてくれます。
19位 凪のあすから
あらすじ
その昔人間は海に住んでいた。しかし、陸に憧れた人間が陸へと上がった。人間は海と陸に分かれて暮らし始めるが、それでも交流は続いていた。
海と陸に分かれた人間の交流を描きそれぞれの考えや思いがぶつかり合う様子を描いています。
丁寧な作画とこだわった風景描写が物語の幻想さを高め独創的な設定を際立たせています。
海中はとても神秘的に描かれていて、ここに住んでみたいと思うほどでした。
物語自体はシリアスさは強くなくふんわりとした温かい空気に包まれています。
しかし、そんな優しい雰囲気の中で青春の葛藤を克明に描かいており人間ドラマの見応えも抜群です。
心理描写と世界観のコントラストが凄いんです。彼らの思いが美しい風景とともに語られるので自然と涙を誘ってきます。
独特な世界観を舞台にしていますが描かれているのは等身大の思春期男女なので誰もが共感できる物語になっています。
住む場所は違えど同じ人間。そんな彼らの思いが愛おしくて切ないのです。
18位 SSSS.GRIDMAN
あらすじ
響裕太は目覚めると記憶を失っていた。宝多六花の店にあるジャンクPCから「使命がある」と告げられ、彼はグリッドマンへ変身し怪獣と戦うことになる。
円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』のリメイク作ですが物語はアニメオリジナルです。
脚本が非常に面白く、単純なヒーローVS怪獣の構造にはなっていません。
謎が絡み合い先が全くの読めないサスペンス要素もあり一話見るときっと一気見してしまうことでしょう。
キャラクターも魅力的です。等身大の高校生を描いているので彼らの考え、感情には非常に共鳴させられてしまいました。
ただのヒーローものではなく、青春の心情を細かに描いている傑作です。
彼らの思いが自然と視聴者の涙を誘うんですよね…。
王道なヒーロー物の演出を盛り込みつつも、巧みな脚本で魅せる必見の作品です。
17位 Angel Beats!
あらすじ
音無は命を絶ち死後の世界へと旅立つ。しかしそこは学園だった。そこでは神に叛逆する少女ゆりが率いる死んだ世界戦線が活動し、神の使い天使と争いを繰り広げていた。
生と死を扱った作品ですが、重苦しさはなく明るい作風が特徴です。
死後の学園生活に満足すると成仏してしまう。そこで成仏を拒み徹底抗戦する人々を描いています。
数々のキャラクターが抱える後悔などを通し、死と言う誰もがいつかは経験する概念を再考させられる作品です。
後悔だけは残さないように生きようと思わせてくれる強いメッセージを放っています。
この作品を見ると生きることの大切さを改めて知ることが出来るでしょう。
そんな力強さがある作品です。
16位 トイ・ストーリー3
あらすじ
アンディは大学進学を控えていた。彼は寮に引っ越すためお気に入りのウッディだけを持っていき、あとは屋根裏部屋にしまい込んだ。しかし、屋根裏のおもちゃが手違いでゴミに出されてしまいアンディに捨てられたと思い込んでしまう。
大人になったアンディがおもちゃとどう向き合うのか。現実世界を生きる私たちにも突き付けられているテーマを描いています。
おもちゃは大人になると捨ててしまう人も多いでしょう。でも、それでいいのでしょうか。
おもちゃには思い出が詰まっていて自分が今まで生きてきた証とも言えます。
そんなおもちゃをどうすればいいのか…。
子どもから大人への心境変化なども見事に描いておりこの作品で思い出の大切さを改めて認識させられました。
アンディの出した答えにきっと胸を打たれるでしょう。
15位 火垂るの墓
あらすじ
太平洋戦争末期、親と家を無くした兄妹は親戚の家へ身を寄せる。だが、親戚とは上手くいかず、二人は家出を決意する。
戦争の悲劇。苦難を強いられる幼き兄妹が生き抜こうとする姿。
生きる事とは戦争とは一体何なのか。
あまりにも重くのしかかるようなテーマなのに、所々でほっこりとするような爽やかさもあり、それが二人に背負わされた苦難を色濃くしています。
胸を抉るかのような辛さが描かれてしまうのです。
一度見たらしばらく見たくなくなるほど強烈に悲しくなります。
あまりにも苦しくて辛く、戦争とな何なのかを一般人の視点から考えさせられるので後世にも残していきたい作品です。
14位 この世界の片隅に
あらすじ
太平洋戦争の最中、すずは呉に嫁ぐことになる。戦争で配給が滞るも彼女たちは懸命に生き抜いていく。
戦争を扱った作品は陰鬱で悲哀を描いた作品と思う人も多いでしょう。
この作品は戦争映画への見方を大きく変えます。
広島の呉に嫁いだすずが新たな土地と家族とともに戦争を生き抜いていきます。
物資配給が滞り始める中、知恵と工夫で懸命に暮らしていく様を描いているのです。
所々で戦争の悲惨さを訴える展開も盛り込まれますが、この作品の主題は「生き抜こうとする人々の強さ」なのです。
必死に生き抜こうとするすずたちの姿にいつの間にか胸が暖かくなり涙がこぼれてしまいました。
これを見た後は「前に進んでやろう」と強い決心をさせてくれます。
戦争映画の見方を変化させるまさに傑作です。
13位 詩季織々
あらすじ
中国を舞台に三つの短編が織り成す。大人になった人々が過去を追憶する。
日本アニメですが舞台は中国。
三人の中国人がかつて憧れていた人や思い出の食事などを通して過去を追憶していきます。
急速な経済成長でかつての風景が失われていく中国の姿が主人公たちに抱かれる恋や思い出を儚く淡いものとして重なり、異国なのにどこかノスタルジーを感じる作風に仕上げています。
時代は変わっても思いは変わらないという前向きなメッセージ性もあり、日本人が見ても共感できる作品でした。
爽やかさと切なさが同居するアニメです。
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12位 あの夏で待ってる
あらすじ
ある日転校生イチカがやってきた。霧島海人は彼女に何かを感じるも行動できずにいた。だが友人の哲郎の働きもあり、彼女を巻き込んだ自主制作映画作りが始まる。
SF(すこし不思議)な青春物語。
突然現れたイチカに海人たちの関係が揺り動かされる。
人との繋がり、交流を描き高校生の繊細な心の機微を丁寧に描くことでキャラへ猛烈に感情移入させられてしまいます。
青春の恋愛、時には三角的な関係性も覗かせる深い恋愛描写が魅力です。
深いといってもドロドロとした描写はなく、さわやかに描かれているので昼ドラのような愛憎劇まで深まることはないため安心して鑑賞できる点もおすすめ理由です。
キャラクターが魅力ありすぎて物語が展開していくと「ああ、こうなってしまうんだ…ちょっとはかない」と感じさせられるほどキャラを愛してしまうんです。
それほど愛おしいキャラで溢れています。
最期にはきっと涙する。素敵でさわやかな作品です。
11位 心が叫びたがってるんだ。
あらすじ
成瀬順は両親の離婚で喋ることをしなくなった。それなのに地域のふれあい交流会実行委員に選ばれてしまう。実行委員メンバーの拓実らと交流で彼女は徐々に変化していく。
自分のおしゃべりがきっかけで両親が離婚してしまい全く喋らなくなった少女・順を主役に言葉の重要性を説いた作品です。
高校生になり地域のふれあい交流会実行委員に選ばれてしまった順がこの活動で人々と交流していき、やがて恋心まで抱くようになります。
始めは無機質で感情を感じなかった順が徐々に喜怒哀楽を表現していく姿が愛おしい。心のそこから彼女たちを応援したくなるんですよね。
友達を得て人と関わることの大切さを改めて理解し、言葉がもつ力と改めて対峙。
言葉とは何なのか。たった一言が全てを変えることもある。
ただの会話が人を傷つけ幸せにすることだってある。そんな言葉の力を徹底的に描いた文学性を持つ作品です。
見た後は人との接し方、言葉の力を深く考えてしまいました。必見の作品です。
10位 帰ってきたドラえもん
あらすじ
ドラえもんが突如未来に帰ってしまうことになった。のび太は一人でドラえもんが安心して未来に帰られるように一人で生き抜く決意をする。
ドラえもん屈指の感動エピソードです。
ドラえもんが突如未来に帰らなければならなくなり、のび太は必至に食い止めようとします。しかし、のび太の思いは通用せず未来に帰る日が近づいていくのです。
ドラえもんとのび太の友情は今まで何度も描かれてきましたが、この作品は関係性を簡潔かつ濃密に描いています。
今までドラえもんに頼ってきたのび太の思い、そしてドラえもんを安心させようと努力しあのジャイアンに立ち向かっていく姿…。ドラえもんに対するのび太の強い感情を感じさせ、彼らの信頼関係に涙してしまいました。
そして、のび太の両親たちの思いも感動を増大させています。
何気ない一言や動きに両親の考えがしっかりと盛り込まれており、ドラえもんは家族だと伝えてくるのです。
演出が事細か。情景に感情を語らせる繊細さもあり涙無くしては見られない作品です。
幼いころからドラえもんを見ていた人なら絶対に泣いてしまうでしょう。
9位 ベイマックス
あらすじ
死んだ兄が開発したケアロボット「ベイマックス」は兄の死以降ふさぎ込んでいたヒロの心を癒そうと試みる。
ロボットと少年の絆を描いた作品。
なのですが、実際の物語は悪と戦うヒーローものだったりするのです。
ヒーロー物ですが作劇の中には絆、友情が盛り込まれており人を信じること団結することの大切さを説いています。
そんな普遍的な物語をディズニーは巧みな演出で涙を誘う物にしているんですよ。
最後の最後にきっちりと泣かしにかかってくるのに、全く嫌味がない。
「さぁ泣け」と押し付ける感じがなく自然と涙を誘発してきます。
ディズニーの底力を見せつけられる作品です。ヒーロー物から一変し感動作になるとは誰が予想できたでしょうか。
キャラクターも非常に魅力的で愛おしい。キャラクターを実写のように生き生きと描けるのはさすがのディズニーと感服してしまいます。
楽しくて泣ける。娯楽を突き詰めた隙の無い作品です。
8位 最終兵器彼女
あらすじ
北海道の高校生シュウジとチセは交際を始める。ある日街が謎の敵に襲撃される。戦火の中でシュウジは兵器と化し羽をはやして空を駆けるチセを目撃する。
セカイ系は今では死語同然なのでしょうが、それを語る上では欠かせない作品です。
兵器として戦うことを余儀なくされたチセと普通の人間シュウジの恋を描いています。
片や兵器、片や人間。見守ることしかできないシュウジの虚無感と焦燥感を徹底的に描いており胸が押しつぶしてしまうかのような思いになりました。
両者の対比が非常に上手く、やるせなさが襲ってきます。
それでも彼女への愛を曲げないシュウジとチセの関係があまりにも哀しい。
観終わると心に穴が開いたかのような虚しい涙に苛まれることでしょう。
苦しい思いで一杯になる作品です。
7位 若おかみは小学生
あらすじ
小学生おっこの両親が事故死してしまい祖母が営む旅館へ住むことになる。おっこはそこで若おかみとして修行を始めることになる。
同一原作がテレビアニメシリーズで放映されていましたが、映画版は原作を一から映画化しているので予備知識は不要です。
一見すると子ども向け作品に思うでしょう。
ですがこの作品の根底には「命」、「贖罪」という非常に重いテーマがあるのです。
冒頭での交通事故シーンは子ども向けとは思えないほどリアルに描かれており、恐怖心を抱くほど。事故の経験がある人はトラウマが蘇るほどかもしれません。
命を扱った作品だからこそ死の描写からも逃げない。その真摯な姿勢がラストの衝撃度合いを高めています。
どれほど辛く変えることのできない現実が訪れても前に進もうとする勇気。そんなおっこの姿に叱咤激励されることでしょう。
アニメーションの枠に留まらない完成度の高い作品です。
6位 魔法少女まどか☆マギカ
あらすじ
まどかはある日夢で怪物と戦う少女ほむらに出会い、謎の生物キュゥべえから「僕と契約して魔法少女になってよ」と告げられる。ほむらがまどかの学校に転校してきて「魔法少女になるな」と警告する。
魔法少女。これを聞くと煌びやかな作風を連想するかもしれません。
しかし、これは魔法少女を破壊するアニメです。世間一般の思う華やかさは一切存在せず、ひたすらに陰鬱な物語が繰り広げられます。
キャラクターは可愛いのに、物語はハードで闇を纏っているという矛盾が好奇心を駆り立たせてきます。
ダークながらも終盤の驚愕な展開に見入り予想のできない結末に泣かされてしまいました。
練り込まれた脚本が非常に面白く、鑑賞してほしい作品の筆頭です。
5位 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
あらすじ
仲の良かった6人の少年少女は「超平和バスターズ」を結成して遊んでいた。仲間の少女の死をきっかけに、彼らは中学卒業以降疎遠になってしまう。引きこもり生活を送っていた仁太の前に死んだはずの芽衣子(めんま)が現れる。
多くの人は小学生の頃に何かしらの後悔やトラウマを残しているのではないでしょうか。
この作品はそんな過去と向き合う物語です。
キャラクター一人一人が何かしらの問題を抱えており、(仁太にしか見えない)めんまが現れたことがっかけとなり彼らが内包する問題と向き合い成長して様子を描いています。
なぜあの時ああしなかったんだろう、こうすればよかった…、そんな後悔を描いており胸を深くえぐる場面もあるほどです。
過去と向き合い成長し前へと進んでいく姿を描きますが、時には立ち止まり苦悩してしまう…。そんな等身大の高校生たちを描いており、十代を経験した人なら誰もが共感してしまうはずです。
リアルなキャラクター造型、音楽の使い方もうまく自然と涙腺を刺激する作品になっています。
青春物の傑作と呼んで過言ではないでしょう。是非見てください。
4位 君の名は。
あらすじ
立花瀧は夢の中で田舎の少女宮水三葉と入れ替わっていた。二人はそれを秘密にしようと努力するが周囲には変化がばれてしまう。ある日、入れ替わりが途切れてしまい、瀧は三葉を探す旅に出る。
日本映画興行収入歴代二位の記録を打ち立てた傑作。『天気の子』でも話題の新海誠監督作品。
まず映像がとてつもなく美しい。
これまで様々な映像作品が公開されてきましたが、本作の映像は異常なほど繊細かつ煌びやかです。
あまりにも美しい情景に瀧と三葉の思いを仮託し彼らがどれほど互いを求めているのかを語るのです。
RADWIMPSの楽曲ですら作品の美しさを更に高めてしまう。演出、映像、楽曲…何もかもが美しくもはや異常というしかないほど「美」を貫いています。
監督の強大な信念が垣間見え見た後は意図通りに「美しい」としか言えなくなりました。
映画史上最も美しいラブストーリーだと断言できます。必見の日本映画です。
3位 true tears
あらすじ
絵本作家を目指す高校生の眞一郎は両親を無くした比呂美と暮らしていた。
ある日、眞一郎は学校で少女「乃絵」と出会う。彼女はあることが理由で涙を流せなくなったという。彼女との出会いで眞一郎の交友関係や考えが変化していく。
同名の恋愛アドベンチャーゲームを原作にしていますがアニメ版のないようは完全オリジナルです。
恋愛ADVが原作だからと言って萌え萌えしたキャラが出てくることはありません。
等身大の高校生を徹底してリアルに描いており、高校生特有の無鉄砲さ、陰湿さや勇敢さをさらけ出すように盛り込んでいます。
実写ドラマのようなリアリティがあるのでかなり共感してしまいました。
物語も最後まで全く読めない物語に胃がキリキリするような焦燥感に駆られることもありますが、それがはじけ飛んだ瞬間に涙が止まらなくなります。
リアルなアニメです。昼ドラのような愛憎劇も垣間見せる意欲作。
2位 東京マグニチュード8.0
あらすじ
ある日東京で大地震が起きた。お台場へ遊びに来ていた姉弟は自宅へと歩み始める。
東京で大地震が起きたら?とのif設定でリアルな災害シミュレーションを描いています。
被災後の街並みや人々の行動が非常にリアルで、時折寒気がするような場面もありアニメなのに現実を見せられているかのような錯覚に陥るほどです。
生き延びるために歩き続ける姉弟の真実が明かされた瞬間、あまりの衝撃に涙しました。
気づけば泣くことしかできなくなってしまうんですよね…。物語の構成が上手すぎるんですよ。
災害を通し人々の絆を描いた作品。涙間違いなしです。
1位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
あらすじ
大陸を南北に分断する戦争が終結した。軍人として戦い両腕を失った少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンは手紙を代筆する「自動手記人形」サービスを始める。
しかし、彼女は人の心を理解することが難しかった。
大切な人が戦場でくれた「ある言葉」を意味を探そうとする少女ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
彼女は感情が欠如していて、人の心をうまく理解できず手紙の代筆業務も上手くいかない。
そんな人間として大切な部分を欠落させた彼女が人と触れ合うことで、思いとは言葉とは何なのかを緩やかに理解していきます。
ただのアニメではありません。
鑑賞していくと「私たちは感情や言葉の意味、力を理解しているか?」と考えてしまうことがありました。
そんな問いかけのある作品なのです。
この作品を一位に選んだ理由は声優陣の演技が素晴らしかったことです。
初期のヴァイオレットは機械のようで感情を感じさせません。
そんな難しい演技を見事にこなし、物語を重ねるごとに一人の人間として成長していく過程を見事に演じていました。
声優陣の演技、美麗な映像がこの作品を美しくも残酷なものに仕上げており、彼女が言葉の意味を少しだけ理解した瞬間は涙が止まりませんでした。
アニメなのに文学を読んでいるかのような不思議な感覚になれます。
これほど胸に迫る凄まじいアニメを見たのは久々でした。
終わりに
泣けるアニメを紹介しました!
読んでくださりありがとうございました。
皆さんも泣きたいと感じたらアニメをみましょう!
現実とは違った幻想的な世界へ誘ってくれるアニメを見て、人生の楽しみをぜひ増やしてください。
この記事が参考になれば幸いです。
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金券ショップで購入する
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正規で購入するより安い価格で購入できる場合もあるので要チェックです。
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